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平成16年度放送大学卒業研究
- 1 名前:有元@管理者 ★:2004/06/04 04:49 ID:???
 
-  16年度放送大学卒業研究のための対話用。質問、議論、講義録等に。 
 
- 2 名前:有元@管理者 ★:2004/06/04 05:28 ID:???
 
-  みなさんの卒業研究を担当する有元典文です。指導を始めます。 
  
 自己紹介: 
  
 1988 東京外国語大学ウルドゥ語専攻 卒 
 1990 横浜国大大学院教育学研究科 修了(教育学修士) 
 1993 東京工業大学総合理工学研究科 修了(博士(学術)) 
 専門 認知心理学 テーマ:学習環境のデザイン、現実工学 
 著書 認知的道具のデザイン(共著, 金子書房) 
  
 我々にとっての現実は、与えられたものではなく、人間 
 自らが社会のデザインによって作りあっているものと考える。 
 例えば「身体障害」という「現実」は、段差のある歩道、 
 エレベータのないプラットホーム、字幕のないTV番組、 
 突起のないタッチパネルの券売機、などの社会的デザインに 
 よって「作られている」。再デザインの可能性に心理学を 
 応用したいです。 
  
 指導について: 
  
 直接の指導以外に、この掲示板を利用します。 
 みなで全員の卒論の指導、議論を共有します。 
  
 【ルール】学生は指導後その日のうちに、簡単な講義録をこの掲示板に書き込む。 
  
 質問、ご意見等を随時受け付けます。 
 教室がないかわりに、ここにみなの知恵を集めます。 
 時間と空間から離れて、豊かに対話しましょう。 
 卒業研究で、なにをどう学びたいか、私に伝え続けること。 
 私と大学を有効利用しなくてはいけません。 
 みなさんの学びをよりよくデザインしてください。 
 自分はどういうデザインで一番学びやすいか、見つけること。 
 それは私の指導の重要な目標の一つ。 
  
 【ルール】電話番号、住所等個人情報は掲示板に書かない。メイルで。 
  
 一年間よろしく。最高の卒論を仕上げましょう。お手伝いします! 
 
- 3 名前:有元@管理者 ★:2004/06/04 05:29 ID:???
 
-  田中さんよろしくお願いします。 
 第1回指導日 6月7日(月)午前10時〜 
 
- 4 名前:有元@管理者 ★:2004/06/04 08:36 ID:???
 
-  藤森さんよろしくお願いします。 
 第1回指導日6月8日(火)午前10時〜 
 
- 5 名前:有元@管理者 ★:2004/06/04 20:53 ID:???
 
-  今後の連絡はこの掲示板で行います。掲示板が見られない、書き込めない 
 場合はすぐにご連絡ください。対応します。 
  
 本務校の卒論指導では全員一緒に指導しています。 
 ひとりに伝えた内容を全員が共有できるから。 
 ただこの形式は時間が掛かるので、お忙しい皆さん向けではないでしょう。 
 (もちろん、ご希望があれば合同指導日を設けてもいいです) 
 この掲示板を使いましょう。質問、意見、対話、議論はここに集約しましょう。 
 質問・意見があれば、メイルではなく、掲示板に書いてください。 
 ひとりの質問を皆で共有できます。時間や空間に縛られず対話可能です。 
 使ってください。 
  
 もし特許や出版等、研究のオリジナリティを守りたい場合は相談してください。 
 掲示板での指導を再考します。 
  
 そうでない場合は掲示板を利用します。 
 さしあたり、自己紹介をして見ませんか。>田中さん、藤森さん、会津さん! 
 
- 6 名前:藤森:2004/06/04 21:56 ID:qDT3yqi6
 
-  はじめまして 
 「中年主婦における化粧の効用」をテーマに卒論を書こうとしています。 
 が、問題の焦点が絞りこめず苦慮しています。 
 今は先行研究の資料を探している段階です。 
 よろしくお願いします。 
 
219.124.224.10 , orange2.c3-net.ne.jp , 
 
 
- 7 名前:有元@管理者 ★:2004/06/05 07:15 ID:???
 
-  藤森さんの話題に返事をします。こうして他の皆さんもどんどんコメントしてください。 
  
 >>6 化粧には大変興味があります。あ、自分でしたいとかでなく…。研究的に。 
 日本人の半分(女)がして、もう半分(男)が決してしないからです。 
 素人目には皮膚に有害であろうことを、強迫的に継続するのが不思議だからです。 
 (こういうある文化の成員(メンバー)が不断に繰り返す行いを 
 「実践(プラクティス)」と呼んでいます) 
  
 以前学生の卒論で化粧を扱いました。被験者にいったんすっぴんになってもらい、 
 そこから「よそ行き程度のフルメイク」までしてもらい、使用化粧品を 
 記録します。後に、その化粧品を用いた理由を逐一説明させるのです。 
 工程数は人によって幅がありました。使用化粧品の効用説明が詳しい人ほど 
 雑誌等でよく研究していたと思います。化粧する文化の熟練者なんですね。 
 男は化粧する文化の成員ではないということ。80年代に男性用ファンデーション等 
 販売したけど、だれも付いてきませんでした…。プラクティスを根付かせるのは 
 むづかしいです。 
  
 さて、藤森さんの本論の「化粧の効用」。思いつくことを書き連ねます。 
 一番大風呂敷なのは、化粧する文化の成員(=女?)であるとの証明。 
 「まともな」社会人男性がネクタイするのと同じです。 
 これは大雑把ですが重大事だと思います。「現役」の女性しか化粧しないから。 
 こどもはしないでしょう。成員じゃないから資格がないのです。 
 部屋に一人でいるときは、成員じゃないです。いったん社会的場面を離れているから。 
 つまり、一番大雑把には、社会的場面に参与している(=「現役」の)女性であることを 
 示す効用がかんがえられます。現役だと示すことの「こころの効用」は…専門外。 
 みなさんのほうが実感を伴ってわかるのかも。 
  
 積極的にこの文化の成員であることを止める人がいることも承知してます。 
 消費文化に背を向けたヒッピー、エコロジスト、健康マニア、消費者運動家、アウトサイダー。 
 わたしもネクタイせずジーンズで仕事しているのでアウトサイダーかも。 
  
 どうですか?長文失礼! 
 
- 8 名前:田中:2004/06/07 17:20 ID:JR2+AUC2
 
-  今日は第一回目の指導日でした。講義録は以下の通り 
 老年期における生きがいについてのアプローチにどのような方法があるか 
  *当事者である高齢者が考える生きがいと高齢者以外の視点から考える 
   高齢者の生きがいとの比較からとらえる。 
 参考図書紹介  「老人力」 赤瀬川 原平 
         「当事者主権」 中西正司 ・上野千鶴子 
  
 有元先生、こんな感じでよろしいでしょうか?少々緊張しながら書き込みを 
 しています。学生を対象としたアンケート調査を実施するとすれば、いつ頃 
 可能でしょうか? 
202.215.14.143 , s143.GtokyoFL1.vectant.ne.jp , 
 
 
38KB
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