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5530315 心理学基礎実験

16 名前:やっちんA:2004/10/19 13:50 ID:DhwNB+ds

17歳のカルテを観ての感想。
全体的に感じたのは、考えさせられるというか、もやもやした感じが残った。
正常と異常。その基準はどこにあるのか?その判断は誰になし得るのだろうか?
世の中には嘘や矛盾が溢れているが、そのなかで生きていくということ、
またその難しさを改めて痛感した。
また、よく映画とかで見かけるが、押さえつける感じの病棟内のああいう治療法に、
やっぱり違和感を感じた。
主人公のスザンナは、ボーダーライン人格障害ということだったが、
私が持っていたそのイメージとは大分異なっていた。
どちらかというと、自分の居場所を見つけられず、自分を見つけられない姿に
共鳴してしまった。
スザンナは病棟内に居場所を見つけると、自ら脱出の機会(トビーが誘う)を拒んだ。
このシーンは個人的には心痛んだ。
そんな彼女もデイジーという友人の自殺をきっかけに変化が現れた。
自殺を現実として目撃したことから、自分を取り戻すきっかけとなったようだ。
そうして、退院していったが、彼女は果たして実社会へ復帰してうまくやっていけるのか
疑問だった。
彼女が戻る実社会はきっと目まぐるしく変化しているだろうし、
彼女自身は治療したボーダーラインというレッテルがついたままだし…
最後に、印象に残ったシーンを挙げてみた。
1つ目は最後の方のシーンで、空想虚言症のジョージーナ・タスキンが、
自殺しようとするリサに向かって「やめて」と涙を流しながら言うシーン。
2つめは、お別れのシーンで、スザンナがポリーにキスするシーン。

心理学とか関係なく感想文になってしまいました。
ドキュメンタリーでない(ちょっと意識して作ってあったけど)から、
万人にも共感しやすいように作ったのでしょう。
そこに凡人の私は反応してしまったようです。
長々と失礼しました。

219.204.72.135 , YahooBB219204072135.bbtec.net ,


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