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2005 学習心理学講義(-特論)

22 名前::2005/05/06 18:05 ID:TO8dW/4s

千です。前回の授業に関する理解、考えを書いて見ます。
まず、実在に関して〜
物質は意識によって反映でき、その反映でできたのが表象である。
物質は意識によって変化しない実在である。これは私が高校の時勉強した
唯物論の内容です。こうなると、確かに認知科学では変化しない頭の中での
システムを仮定し、外から記述しようとしたため、認知システムは実在であると
言えます。それに、状況的な立場から見る機能システムは、
外からの記述はできない、記述がシステムの一部分になってるという立場にたっています。
本では物質と意識の二元論に疑問を提出しているが、私はこう理解します。
物質があるかどうかは重要な問題点じゃないと思います。
われわれが立てあげた世界はつねに意識を経過した表象の世界なのであるからです。
なので記述できる機能システムもつねに意識を経過した表象なのではないかと。この表象は
記述(意識)される同時にその記述(意識)は表象に影響するなのではと。なので
実在とは言えないのではと思いました。
次は、私の疑問を書いて見ます。
機能システムは、人々、道具などを含み、人々は中からこのシステムを記述し、その
記述はまだ、システムの一部分になっていると言います。従来の個人だけを
研究対象としたとは大きく異なっています。では、この流動的なシステムで
個人また、個人の脳は何してる?という問題を考えたいです。
本で紹介してるバーテンダの例で以下のような疑問を持ちました。
熟練したバーテンダは、実物に基づいた記憶方略を用い、一方非熟練した人は言語的な
言語的な記憶方略を用いると言います。この例は、確かに機能システムは個人を
越えた広がりを持っているのを説明しています。だが、これで、熟練者の脳が非熟練者より
変化していないとか、脳の役割を否定することは難しいと思います。否定すれば、
まさに昔の認知科学での脳の記憶理論で判断することになるのではと思います。
記憶の量で脳を判断することになるのでは。
もしかしたら、こんな新しい観点の下での脳の働きは新しい概念を導入して、解釈すべきなのではと
思います。

133.34.73.109 , psy15.edhs.ynu.ac.jp ,


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