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2005 学習心理学講義(-特論)

66 名前:武捨英理子:2005/06/14 23:34 ID:2sXQBqto

6月14日(火)講義録です。
仕事の中での学習 第2章 道具とコンテキストのデザイン
【空間や道具と身体配置のデザイン】
位置の占め方と身体の向け方:相互行為を観察可能にする。対象を知覚するのは、
デザインされた環境のもとであり、そうやってデザインすることで、ある社会的
な身体配置な身体配置を相互に調整し、ある協同的な知覚のあり方を可能にしている。
例:教育現場での位置の占め方と身体の向け方
【さまざまな表現のデザイン】
さまざまなデザインが全体としてひとつのコンテキストを作る。
例:地図の種類とその活用
【海産物の冷凍冷蔵庫の仕事】
冷蔵庫における流通を組織化する活動は、様々な道具やリソースを用いて、対象
出来事・行為を一貫したものとして秩序立て、相互に理解可能なものにする実践の1つ。
その作業の当事者が行っている活動は、その活動自体を「説明可能(accountable)」に
する手続きと同じである。
【リストという認知的道具】
文章やコンピュータ・データベースを含めたさまざまなリストは、対象を脱文脈化するの
ではなく、それに新たなコンテキストを与えうるもの。相互に相互の観察を組織化するた
めのコンテキストを与えている。
例:マクドナルドのハンバーガー製造
スタッフ、客からも現在出来上がっているハンバーガー数が可視化できる。
→今、行うべき活動が共通して認識されるため、情報を収集して指示を与える工程は必要
なくなる。
【オープンな道具】
open tool:道具そのものがオープンな道具としての性格を持っているわけではない。
例にある海図の場合は皆から見える位置という全体的な空間配置に依存している。
【まとめ】
こういったコンテキストの見方などは今後、どのように活用していけるだろうか?
学級崩壊などを例に議論。批判的な見方も拡大して見直していけば、新しい知の
形態がつくれる?
この授業に参加することで、私にとっては新しい視点での物の見方を知りました。
今後の活用について、私も自分のフィールドに還元できるようにしていきたいと
思います。
以上です。何か不足点等ありましたらご指摘いただければと思います。

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