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2005 学習心理学講義(-特論)

94 名前:森&増田&佐々木:2005/07/17 23:24 ID:NTDdFDOg

遅ればせながら…7/12の講義録です。大変遅くなり申し訳ありません!!
☆7月12日の講義録
 この日の講義は『仕事の中での学習』の著者である上野直樹先生を
お招きしての講義でした。私のイメージとはちょっぴり違いましたが、
質問に対して誠実に答えてくださる、とても素敵な先生でした。
(&有本先生もステキ☆うぷっ   森より)

では、以下、授業の中で特に印象に残った点を取り上げ、
今回の講義録とさせていただきます。

@管理部門(官僚的可視化)も生産部門(フィールド的可視化)も
実践(仕事)の内容に違いはあるが、共に状況的実践を行っている。
(‘標準化とカスタマイズの議論’より)
A管理部門はさまざまなインスクリプションを作り出し、いろんな場所をリンク
 させる作業を行っている。と同時に、他の各部門では、そのリンク点において、
 そのインスクリプションと照らし合わせる(リソースとして用いる)ことによって、
 自分の部門にあった文脈をつくっている(情報の再組織化、可視化の再構成)。
 *管理部門はさまざまな部門がリンクするリンク点であってパノプチコンの
  ような全体を把握できるようなセンターではない。
B社会システムやインスクリプションを作り出すことで実践(あるいは法則、
 理論)が可視化される。
 ex)統計システムが埋め込まれた学校という社会システムによって、学校で
   の一側面である実践、現状が見えてくる。
Cマクロを可視化するのは実践である。

と、このような感じでまとめさせていただきます。
とても理解が浅く分からない所も分からないほど混沌としていたのですが、
上野先生や有本先生、千さんをはじめとする皆さんの対話(気づき)を通じて、
すこ〜しクリアーになったような気がします。
また今回、最後に千さんの気づき(‘実在論からの脱出’)を聞いていて、
『論駁し続ける過程の中で、我々は深い理解をしその意味を見出すことができる
んだよな〜』と、感動しました。千さん万歳…涙

まだまだ理解が浅いため、講義のなかで掴みきれなかった部分、間違った解釈が
あると思います。何か気づかれた方はどうぞ書き込みお願いします。

210.139.237.217 , p8bedd9.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp ,


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