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2005 学校教育総合研究

28 名前:川久保 学:2005/05/26 17:11 ID:56/Tfq0+

今回お話したのはフリーターという生き方をなぜ「選択する」する
のかという話でした。彼らがフリーターの仕事になんらかの価値
〔例えば自己実現など〕を見出せるはずはありませんし、また見出
したとすればその時点で彼はもはやフリーターではないのです。
なぜなら、なんらかの価値を手に入れるために、「とりあえず」
不安定な現状に甘んじる「生き方」こそがフリーターなのですから。
実体概念ではなく、機能概念として語っているのです。
ですから社会的分業での「低賃金労働者」の意義といった話をした
つもりはありません。むしろその場合でしたら、彼らの消費性向を
(人的)流動資本として利用するという新自由主義的な不可視的「管理」
を自覚する方が先でしょう。低賃金労働に「やりがい」という価値を
付与しているのもそうした見えない管理の手法なのですから。
133.34.213.59 , pc-y0029.ipcn.ynu.ac.jp ,


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