■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50

2005 学校教育総合研究

47 名前:中嶋尚子:2005/06/09 23:54 ID:W8wsgWwE

報告が遅れました。中嶋の発表は、6月23日竹岡さんの後に
なりました。よろしくお願いします。

さて、教育的ではないかもしれませんが、フリーターに関して思うことを
述べてみたいと思います。無責任かもしれませんが、私自身は
フリーターやニートいう選択肢もありかなと思います。ただ社会保障
という点では、その選択は大変リスクを伴うと思います。その前提には、
自分自身の健康と、親の健康と収入(親という部分は誰でもOKです)
という担保の上に成り立っていると思われるからです。何らかの形で
職業をもつことは、何かの担保を獲得することにもつながるからです。
みんなで助け合いというきれいごとを言うつもりはありませんが、
人間は誰でも病気になるし、老いる。働きたくても働けない時が
必ず来ます。その時期がいつ来るか、もちろんわからない。
フリーターやニートの人が道路で倒れていても、救急車を呼んでも、
お金を払えないから治療しません!とは言えません。
ではその医療費は誰が払うのでしょうか。病気の種類によっては
借金もありえます。まあ今に始まったことではないのですが、
医療費の踏み倒しもよくあります。昔の人はいいことを言いました。
「いつまでもあると思うな、親と金」
なので、その選択をしたからにはそのあたりも視野に入れてほしい
というのが本音です。もっともそういう自覚のある人は、
職に就くのかもしれませんが。
病気や老いについて、若いうちは頭ではわかっていても
なかなか実感がわかないかもしれません。身近で人が亡くなる
経過に立ち会う機会はめったになくなりましたし、若者が健康観とか、
病気になることとか、考える機会は少なくなっているようですし、
最近「デス・エデュケーション」が行われているようですが、
そのあたりはどんな感じなのでしょうか。
「死」を病院などの施設に囲ってしまったことも、
あるいは医療費削減のポリシーに乗っかるようにして、
「一億総健康時代」なんて世の流れも、
永遠に元気でいられるような幻想に拍車をかけている
ような気がして、極端かもしれませんが、看護師の端くれとして、
陰ながらフリーター問題の背景になっているようにも思えてくる
昨今でした。
219.117.78.69 , 69.net219117078.t-com.ne.jp ,


52KB
新着レスの表示

掲示板へ戻る 全部 前100 次100 最新50