■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50

2005 学校教育総合研究

55 名前:野角咲絵:2005/07/04 06:55 ID:PVEOaiWI

【題】学校は子どもに何ができるのか〜健康学園の事例より〜

【内容】少人数制教育、自然体験、集団生活の意義が唱えられている昨今、
これら全てを満たしている健康学園という施設が存在する。
入園対象は、喘息・肥満・虚弱・偏食といった健康に課題のある小学校
3年生から6年生の児童。ただし、近年は不登校・いじめ・親のネグレクト
といった問題を抱える児童の入園が多く見られる。

こうした児童の多くは、健康学園在籍中に自信を取り戻し、見違えるように
成長する。だが、原籍校に戻ってきてから、不適応を起こすことが少なく
ない。ここには、少人数制の目の行き届いた環境が、逆に依存性を
生み出してしまうという皮肉がある。教育現場と現実との間が乖離して
しまってはいないか。

【意見・感想・質問】
・刑務所から出所しても、社会でうまくいかずに、舞い戻ってしまうという
 事例に似ている。
・今の時代に、健康学園という施設が存在する意義はどこにあるのか。
・健康学園の成り立ちは、隔離することが目的としてあり、現実との乖離は
 ある意味、当然だとも考えられる。
・学校と社会とを結ぶためのサポート産業の育成について考える必要がある。

【発表して感じたこと】
現役や元教師の方を前にして、学校教育を否定するような発表だったので、
もっと叩かれるかと思いきや、静まり返ってしまってどうしようかと思い
ました。でも、皆さんのご意見を聞くことが出来て、良かったです。

ところで、学校教育と現実とを結ぶものがビジネスにならないかと
いう話ですが、考えてみると、塾や予備校、専門学校は、似たような
働きをしているように思います。学校では勉強だけが全てではないと教え、
塾や予備校ではとにかく東大に入れば全てよしと
いう雰囲気があって、どちらとも誤りとはいいきれないし、かといって
正しいともいえません。結局のところ、両者が存在することで、
ある程度バランスが取れているのでしょうね。
218.41.255.72 , p29ff48.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp ,


52KB
新着レスの表示

掲示板へ戻る 全部 前100 次100 最新50