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2005 学校教育総合研究
- 60 名前:のりふみ@管理者 ★:2005/07/08 11:08 ID:???
- 「育児とは育自である」というイイ話を伺いましたが、教えることは
教わることだとよく感じます。先生という仕事は本当にありがたい。
この講義でも、あっ、たいして講義はしてないですが(^_^;)、それを感じました。
みなさんも発表してみて、掲示板に書いてみて、言葉が伝わらない
もどかしさを感じたかも知れません。人とアイディアを深く共有することは
世界で一番難しい。先生という仕事(どの仕事でも似たり寄ったりでしょうが)
は常にそのことをつきつけられる。でもこのことはとても有り難いことです。
権力関係で押しつけたって、理解してもらえたとは思えない。満足できない。
言葉や場面や素材を洗練させるしかない。それは、つまるところ自分の考えを
磨かざるを得ないということ。人前での芸事と同じかな。アイディアを共有する
ことの難しさを、常に端的に突きつけられる修行の場だと感じます。
みなさんは大学院生として、まさに自分のアイディアを人と共有する作業を
していかなければならない。それが研究者の使命ですから。先生や芸人が
自分のアイディアを磨いていかざるを得ない実践の構造をぜひ思い起こして。
それはつねに誰かとの「対話の関係」にあるということです。
研究が誰かとの対話であることを決して忘れずに。ひとりぼっちの世界では
研究は出来ません。ひきこもらず、野(field)に出て、対話を。どんな科学も、
アームチェアでなされたことはないです。対話に励んでください。研究会、学会
などに出かけること。ライバルと友達、敵と味方がいるなかでアイディアは
みがかれます。
皆さんの研究が社会に役立つ実り多いものとなるようお祈りしてます。ってか
いつでも相談に来てください。対話しましょう。半期ありがとうございました。
- 61 名前:書けませんよ。。。:停止
- 真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
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