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[院]生態学的学習論演習

18 名前:まっきー:2006/05/18 16:17 ID:eCKfhuxQ

第5回(5/16) 講義録 担当:前原まき子

前回の流れをうけて
社会のなかでは「個人の能力」をはっきりと示す場面はほとんどない。
でも、そこには強い「本番性」があるから学ぶことの切実性がうまれる。

それと比較して学校での勉強には、レストランでの学びのような「本番性」
が欠けているのではないかという議論。
ただ学校場面でも、勉強ではなく生活の知恵(スカート丈、革鞄のつぶし方etc)
は、先輩から後輩へと伝承されている。hiddenカリキュラムが存在している。

つまり、学校で子どもが考えているのは勉強よりも生活の中の切実性。
 「自分が何に所属しているか」
所属集団(女子高生、部活etc)のルールが重要なのかもしれない。
じゃあ、学校の勉強に切実性を持たせるにはどうしたらいいのだろうか・・・?

そもそも、「能力」や「行為」という言葉それ自体が個人を想定している
ようにも思える。

社会のなかでの「できばえ」は、「能力」という尺度では測れない「社会
的なもの」である。


次回はMichel Callonさんの文章を尾出さんがレポートしてくれます。









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