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[院]生態学的学習論演習

50 名前:はやし:2006/08/02 03:36 ID:???

課題
 ペン回しの学習実験において、学習者は全員「ペン回しが出来るようになる。」という課題達成のために学習を行った。
その活動に対し、参加者が各々指導や賞賛をしている。
 学習における指導が最も効果を発揮するのに重要なのは、「(目標達成の為の)学習への意識」である。
 学習をもっとも効果的にするための学習環境デザインとは、学習者が上記のような意識を持てるよう整えられた空間であり、
又指導後も学習者が課題を達成する為に、個人で学習出来る意識を持たせられる空間であると私は考えている。
 今回のペン回しでは学習者だけでなく、その場の参加者も課題達成のための協力をしていた。
それは学習者のペン回しを観察し、他の学習者へのアドバイスであったり、学習者同士の練習であったり、
実験を録画することにより、自分自身の学習を振り返ることができる道具(DVD)の作成であったりする。
 上記の実験から学校の授業に照らして考えてみると、学習者(生徒)と教授者(教師)は大抵
一対一ではないし、学習者の意識もバラバラである。その中で教師は授業をより効果的にするために
教室(学習環境)をデザインしなければならない。
 そのためには、教師は授業の短期・中期・長期的目標を明確化し、
その目標を達成するための道具や演出を準備しなければならない。
更に生徒をその目標に導く過程で教師だけでなく、生徒からの評価(ランク付けの意味ではない)や
生徒同士の教えあい(対話)を行える機会を設ける必要がある。そして、そのような対話が出来る教師・生徒間の
人間関係構築する必要があるのではないかと私は考えている。

 
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