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2006 教育の心理学
- 62 名前:池谷梓:2006/12/12 00:53 ID:WM5xc8ps
- 第8回講義録 12/11(月) 第2校時 (1/2)
『開発的転移』前回の続き
転移は異文化間の交渉と交換。新参者はある組織に入り学んでいくが、その組織も新参者から
学ぶことができる。初心者、部外者がいるために、組織は成り立つことができる。
学校では、子どもたちを常に初心者としている。(できることをやっているのではない。)
二つの組織が「境界上のプラクティス(実践)」を生み出す領域、すなわちZPDを構成する。
『活動理論』
objective activity…物質的活動、目的的活動、対象的活動
個人主体主義的観念論(人間の心のこと)、機会・唯物的経験論(人間を機械と見なす)どちらも
あてはまる。
※subject…主体
object…目的、物
『活動』
人間の行動は、操作・行為・活動と序列化される。操作は機械的であり、活動にいくほど
文化的である。
○授業を受けるという活動…話さない、前を見て座る、ノートに書くなど
→本能や思いつきではなく、文化・社会の影響を受けた活動である。
○授業を抜け出す子どもがいる。
→その子の心理、性格など個人を見てきたが、まわりの環境・社会を見るように
見直されてきている。
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- 63 名前:池谷梓:2006/12/12 00:55 ID:WM5xc8ps
- 第8回講義録 12/11(月) 第2校時 (2/2)
『発達の最近接領域』
今現在ある、組織が行う社会的行為(運転する、授業を受けるなど)=B
個人の日常行為(社会的行為ができない、授業を受けたことがないなど)=A
発達の最近接領域=B−A
社会・組織を越えるときZPD(B−A)に入る。どうしたら良いかわからない(ダブルバインド)
を経験することによって、個人は成長し、組織も変わっていく。
◎教育への貢献3点
@共同…高所→低所ではなく、共同に違いを探していく。
A理論と実践はセットであること。お互いに依存している。
Bプラクティスの進歩…学習のエトス(本質)は、探求と再構築(新しい知識)である。
☆課題 身近な組織の構造に起因する問題点とその改善案
○料金所などの車の渋滞 ⇒ ETCでスムーズにする
○満員電車でちかんが出る ⇒ 女性専用車を設ける
内容が難しく、あまりまとまりませんでした。間違いがあったら直して下さい。
個人を見るのではなく、まわりの社会・環境から見直していくのは良い考え方ですね。
これからの教育に必要だと感じました。
来年もよろしくお願いします。
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