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2006 学習動機づけ論

10 名前:柏原祥子:2006/10/26 02:24 ID:AuwsacJ+

2006年10月25日(水)第4回
今回は機能システムの続き「ハイブリッドな集合体」でした。
鋤という人工物はハイブリッド・コレクティブつまり集合体であるということをカロンは考えました。

鋤は土を掘りおこす道具ですが、これは農夫だから道具と言えるのです。
これが鍛冶屋にとっては作る対象となります。
つまり、「鋤」が自分が誰であるかに影響を与えています。
また、「鋤」があるかないかで、規模、計画性、知識、技能など鋤を取り囲む世界の
見え全てが大きく変わります。
窓ガラスでも同様に考えることができます。窓ガラスを見て、
「この成分はなんだろう?」と考える人は窓ガラスを作る人でしょう。
「汚れているな〜」という人は清掃の人でしょう。
つまり窓ガラスが何に見えるかで、「私が誰であるか」が決まるのです。

主体と対象の間には媒介となるものが存在しているのです。
△祭りの始まりです!

先週の続きでAT車とMT車についてもハイブリッドな関係を考えてみました。
MT車にはギアチェンジ、クラッチなどAT車にない特徴があります。
(私はAT限定なので半分知ったかですが。)
この2つの主体は誰か、活動の対象はどのようかみんなで話し合いました。
ATは主体性が反映されにくい。
MTは主体性が強く反映され、その意図が伝わりやすいという意見が出ました。
この意図というのも意図がわく/わかない、種類、自分に何ができるかなど道具によって決まるのです。
意図すらも道具に影響受けるのです。
なぜ手間のかかるMTを乗るのか?これは自分が誰であるか、何ができるかを表現しているのです。

今日のまとめとして「道具が誰であるかを決める」という言葉が降臨しました。

私も隣で運転する人がMT車を上手く乗り回していたらかっこいいと思います。
遅くなりました。よろしくお願いします。
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