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2008学校教育総合研究

30 名前:上田梨愛:2008/07/24 16:18 ID:5CF+c/Dw

学校教育専攻の上田梨愛です。
7月10日の講義録です。遅くなってしまい申し訳ありません。
持続可能な社会の実現を目指す視点による家庭科の教科書分析について発表しました。
発表の内容は、持続可能な社会の実現を目指し
@生活課題の自覚、A個人的解決、B社会的解決、C主体的参画の4つの視点を定め、
それによる高等学校「家庭総合」の教科書分析の結果と考察です。

議論では家庭科で何を教えるのか、学校で何を教えるのかという論点が出ました。
勉強は受験のためという意味合いが強ければ、生徒が勉強は何のためにするのかという
疑問を持つのも当然だろうと思います。
受験のためではなく、生徒の役に立つ勉強とはどんなものでしょうか。
先生の生物で白血球や血小板などの成分を勉強し、その後転んで出血したときに、
生物で学んだことが初めてわかったというお話がすごく印象に残っています。
私自身もそのような体験がないか思い出そうとしましたが、
残念ながら思い出せませんでした。
でも、科学がおもしろいと感じたことはあるように思います。

実は私は日頃から、学校で何を教えたらよいのだろうという疑問を持っていたので、
今回そのような問いが出たときはどきっとしました。
勉強に対する考えがいろいろと聞けたのでよかったです。
家庭科に関していえば、家庭科はそのまますぐ実生活に役立てることが
できる内容がたくさんあります。
それは受験のための勉強とは違うものですが、
ただ実生活で使えるだけというのも、
学校で教えるべき勉強とは違うという気がします。
勉強が机上のものだけでなく、実生活で科学が実感でき、
生徒の思考を促すようなものを教えることが必要ではないでしょうか。
またそのような学習のためには、授業の方法も工夫しなければならないと思います。
学校で何を教えるか、科学と生活をどうつなげるか、
これは私の興味関心と関わるところなので、
もっと発展させて、修論にもつなげていきたいと思います。
ありがとうございました。


118.15.1.4 , p2004-ipbf2606hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp ,


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