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2009学習心理学講義(-特論)

38 名前:かわもと:2009/06/30 01:00 ID:Fh5ck9Gk

続きです。

感想
・従来の教育現場(学校)では,個人の認知が重視
 されていた。前述だが,個人の認知も必要であり,
 それらが認知的痕跡という形で蓄積されるという
 事実は否めない。では分散認知はどうであろうか。
 分散認知的な視点は子どもの能力の発達を周囲の
 媒介物から捉えるため,教師は教材や学習環境を
 デザインすることの重要性に気づく。つまり,教
 える立場である教師側に「教材や学習デザイン
 (分散認知)が学習の成果(個人の認知)を定義
 する」という重要な視点を与える。こう考えると,
 子ども以上に,教える側である教師にとっての新
 たな,そして重要な視点を与えるものとして分散
 認知を理解する必要があるように思う。

・一つ,前から疑問に思っていたのですが,分散認
 知に関することなので述べたいと思います。
 教育現場では,子どもの評価項目として「興味・
 関心・意欲・態度」などが挙げられてる。しかし,
 これらが足りないのは子どもの側に原因があるの
 ではなく,引き出せなかった教師側に原因がある
 のではないか。そもそも子どもは興味や関心があ
 るからを学習を受けているのではなく,ある程度
 の動機づけがあるにしろ教師側から唐突に学習を
 行わせているのだから,子どもに興味や関心がな
 いのは仕方がない。評価されるべきは、興味や関
 心を引き出せなかった教師であるように思えてな
 らない。


長くなって申し訳ありません。
59.171.135.82 , 59-171-135-82.rev.home.ne.jp ,


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