■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50

2009 学習動機づけ論

1 名前:有元@かんりしゃ ★:2009/04/15 09:14 ID:???

前期水曜2限学習動機づけ論の講義録、連絡、質問、コメント、対話用に。

2 名前:有元@かんりしゃ ★:2009/04/15 09:16 ID:???

2008年度記録 http://cgi.arimoto.com/bbs/test/read.cgi/lecture/1223249636/
2007年度記録 http://cgi.arimoto.com/bbs/test/read.cgi/lecture/1191295386/
2006年度記録 http://cgi.arimoto.com/bbs/test/read.cgi/lecture/1159924120/
2005年度記録 http://cgi.arimoto.com/bbs/test/read.cgi/lecture/1113274810/
2004年度記録 http://cgi.arimoto.com/bbs/test/read.cgi/lecture/1081824309/

3 名前:林 謙二郎:2009/04/15 22:32 ID:Qe2p4mwc

第1回講義録 2009/04/15(晴)
配付資料:イントロ配布資料(昨年度試験)
・「学習動機づけ論」の概要、講義のスタンス
「学習」とは…経験による比較的安定した行動の変化
⇒「個人の外側にあるもの」として学習をとらえる
教育に携わる上で、その教育内容がどう役立ちどう応用できるか見失ってしまいがち
⇒理論・理屈をどう応用し活かせるか常に考えなければならない

・状況的学習論について
問:何故電球は光るのか?
答:インフラストラクチャーが整っているから
⇒社会的メカニズムの必要性
人間の心、振る舞いについても同様
⇒状況的学習論では、周りの文化・社会といった「状況」と「学習」をセットで捉える

・環境型権力について
環境型権力とは…言語を用いて指示・強制することなく力を発する権力
例:銭湯のお湯が熱い、ファーストフード店の椅子が固い→長居できない
⇒状況・環境を操作することで人の行為・行動をデザインする事が可能

○まとめ
モチベーションや学ぶ質・量といったものまで含めて
学習環境をデザインすることができないだろうか?

・課題
言葉を使わないで人の振る舞いを変える物の写真を撮り、メールに添付して提出
次回講義にて皆で見るとのこと
宛先:arimoto@ynu.ac.jp
件名:動機づけ
締切:4月20日昼
220.215.160.114 , h220-215-160-114.catv02.itscom.jp ,


4 名前:有元@かんりしゃ ★:2009/04/16 11:00 ID:???

>>3 林さん、すばらしく良くまとまった講義録ありがとう。今後の
講義録のテンプレート(見本)になります!

5 名前:植松夕佳:2009/04/20 12:52 ID:???

私の携帯のアドレスが原因だと思うのですが、ynuメールにメールが送れなくて困っています…
どうしたらよいでしょうか??
121.111.231.101 , wb54proxy19.ezweb.ne.jp ,


6 名前:有元@かんりしゃ ★:2009/04/20 23:00 ID:???

>>5 植松さん、誰かに転送し、それを私宛に送ってもらってください!

7 名前:高橋知也:2009/04/24 17:15 ID:5XArkDyU

第2回(4/22)議事録です。

配布資料:学習とはなにか (1)
講義目標:学習とは、また学習とは何かということについて考える。

・work1. 前時提出課題の共有。
各自で探してきた「身近にある言語を介すことなく、
人間の振る舞いを変化させるもの」の画像を共有した。
お猪口やごみ箱など様々なものがあったが、それらが「社会的権力」なのか、
あるいは「学習」によるものなのかについては議論の余地が残った。

・work2. 受講者各自による「学習」・「学習ではないもの」、
それぞれの定義づけ。
<work.1>から発展し、「学習とは何か」ということについて、
改めて各自で考える時間を持った。
ネズミの迷路課題などの例が挙がり、
訓練を重ねることでの行動や認知の変化ではないかということで落ち着いたが、
もっといろいろな意見が出ても面白いのではないだろうか。
なお有斐閣心理学辞典によれば、学習とは
「経験により比較的永続的な行動変化がもたらされること」であり、
その一連の過程全てを学習と呼ぶとしている。

・work3. 学習を見取る、すなわち、
「学習が獲得されて行く様子を観察する」ための方策の検討。
ネズミの迷路課題や「パブロフの犬」実験をはじめとする古典的条件付けと
異なる、必ずしも学習獲得が可視的ではない学習において、
学習獲得の程度を見取る方策としてはどのようなものがあるかを考え、議論した。
出された意見としては…、
・一度達成した課題と同一の課題を繰り返し、それを再度達成できるかを見る。
・本人に習熟語を聞き、言語的報告をとる(内観法的方策)。
・合格点などの基準を設け、基準を上回るか否かで判断する。
・同一の課題を実施した上で、前回との習熟度の差を見る。
などが挙げられ、数値化を行うことで、
学習獲得がどの程度行われたかの把握が可能であるという結論に至った。

・課題 特になし、各自授業の復習を行う。

第2回議事録は以上です。
追記事項等ございましたら書き込みをお願いします。

高橋知也
133.34.73.110 , psy16.edhs.ynu.ac.jp ,


18KB
新着レスの表示

掲示板へ戻る 全部 前100 次100 最新50