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2009教育の心理学

22 名前:廣田友里(有元代理投稿):2009/12/15 17:30 ID:???

◆12月14日 第7回講義録
●配布物 ワークシート06
●授業内容
1、前時のつづき
・ペットボトルに水(液体)を入れて持ち歩く。
液体の可搬性に関わることは、液体だけの性質ではなく、
持ち運ぶ容器やどう使用するかという関わりの中で、私たちに経験される性質である。
・液体をどう扱うか、どんな性質として捉えるかは、私たちの問題でも、液体の問題でもなく、
私と液体と容器などを含む多くの要素の入り交じった社会文化的な集合体の問題なのである。
□WORK1:「人が何を求め、考え、感じるかは、社会技術的環境に依拠する(P.37)」身近な例を挙げてください。
⇒私たちが主体のものでも、常に周りの環境に左右されて物事を考えている。
・缶切りは缶詰よりもだいぶ後に開発された。
それまでは、ナイフ等を使って開けていた。
食べ物を保存するには有効だが、食べる(開ける)のには一苦労。
2、可能なスナップショットの交渉としての現実
・私たちがこの世界に生まれたときには、既に色々な物事に名前、意味、価値がつけられていた。
・ある実践(サークル、コミュニティ)に参加することは、
世界のとある側面を「活動の対象」と知覚すること。対象化。
□WORK2:「レギンス」とは何か、定義してください(cf.「直線」「栄養素」)。
・物が対象として浮かび上がる(知覚できる)のは、
今まで生きてきた中で、それを何かと学び、それを知っている世界に住んでいるから。
例えば、友達の筆箱を見て「○○ちゃんの筆箱」と認知できる。
黒板を見て「緑色の壁」と思うのではなく、
「授業等で使用する、チョークを使って文字を書ける板」と理解できる。
逆に、初めて行く国や初めてのスポーツでは、対象物が浮かび上がらない。
⇒教育はそれを知覚できるよう教えるものだ!!!
・子供は大人(熟練者)の世界では初心者である。
従って大人は、自分と同じ世界の見方、捉え方をするよう招く。
世界を遊泳できるように。(遊泳:うまく世間を渡ってゆくこと)
Up to you!!君次第だ!!
[続く]
210.174.56.132 , pae3884.mobiea02.ap.so-net.ne.jp ,


23 名前:廣田友里(有元代理投稿):2009/12/15 17:31 ID:???

[続き]
●まとめ
人間は、物を作り出すことよりも、元々あるものの意味や価値を学ぶ方が断然多い。
従って、教育を諦めてはいけない。
●感想
今日のWORKはどちらも興味深くて、すごく楽しかったです。
WORK1では、「私たちが主体のものでも、常に周りの環境に左右されて物事を考えている。」
と先生がおっしゃった事をまとめましたが、本当にその通りだなぁと思いました。
私は、周りの環境があることが当たり前で、それに対して何の疑問も持ちませんでした。
もしも、今住んでいる世界が社会技術的環境でなくなったら、私たちは生きていけるのでしょうか。
そんな世界を生き抜くには、吉川晃司さんの様に無人島でも暮らしていける、生きる為の知恵が必要ですよね。(笑)
そのためにも、教育は必要だと思います。
またWORK2では、「レギンス」の定義について考えました。
知っている人は知っているが、知らない人はまったく知らない。
これは学校で習う方程式や歴史上の人物とは違い、
雑誌でたまたま見たなど、きっかけがないと知る機会がないと思います。
「レギンス」を知らなくても「この人、遅れてるな…」くらいにしか思われないけど
政治などの知識がないと「少しは関心を持ちなさい」といわれることがあると思います。
では、何を知っていれば常識人と言われるのでしょうか。
私は、自分の好きなことには異常に詳しいオタクみたいな人、結構好きなんですけどね。(笑)
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