■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50

2010学習心理学講義(-特論)

29 名前:尾出由佳:2010/07/05 01:28 ID:oOWhTLVU

『脱学校化の社会』イヴァン・イリッチ
序章・1章(6月22日)

【まとめ】
・価値の制度化批判
  →物質的な環境汚染、社会の分極化、人々の心理的不能化を招くから。
・社会の脱学校化
  →個人や共同社会が自身でやりぬく能力を伸ばす。
・すべての人に教育を与えるというのは、すべての人による教育を意味する。
  →学習に対する具体的な方策としては
   @技能(skill)自体は反復教授で習得、向上可能。
   A技能の探究的創造的使用には自由教育が必要(=学校からの解放)。
・求めるべきは、個々人にとっての人生の各瞬間を、
学習し、知識・技能・経験をわかち合い、世話し合う瞬間に変える
可能性を高めるような教育の「ネットワーク(webs)」

【コメント】
・議論のなかで、「誰がいい先生になれるだろうか?」「教えるにふさわしい人とは一体誰だろう?」
という問いが挙がり、いかに我々が学校化されているかを思った。
イリイチの論では、その問い自体を無効にしようとしている。
・イリイチ的な社会では、知見の蓄積、拡散、活用は可能なのだろうか。
記憶や記録の価値自体も問い直す必要があるのだろうか。
125.198.66.239 , FL1-125-198-66-239.kng.mesh.ad.jp ,


27KB
新着レスの表示

掲示板へ戻る 全部 前100 次100 最新50