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2010教育の心理学

14 名前:徳原七海:2010/10/27 20:23 ID:HZzzf0BY

●動機づけとは
動機づけ(motivation);何かに参加し続けること。その過程や機能の全て。
 内発的動機づけ(intrinsic motivation);例えばシールやはんこ、花マル
のような動機が引きおこす活動以外の賞に依存するのではなく、
もっとできるようになりたい・知りたい、といった自らの有能さを
追求することを動機とすること。
●学校でどのように内発的動機づけを行うか
 学校→(特に小・中学校)近所の子どもたちを年齢で区切って集めただけの
結束の弱い集団。動機や目的が同じではない。=学習するのに困難な場
 内発的動機づけ→作業(=HOW・やり方・やらされ仕事)ではなく、
実践(WHY・やる気・自ら向き合う実践)である必要がある。
⇒教師は@子どもたちに動機の焚き付けと学習の社会的意義を認識させなければならない。
×やらされ仕事 ◎文化的実践
A実践のコミュニティーを形成すべく学習環境をデザインしなければならない。
●WOK02
 学校内で学習したことで、卒後の生活につかったことのあるものを挙げる。
 Eg.割引の計算・空気の対流・windows officeの使い方etc…
 →実際に日常生活でつかっているものは、どこで学んだのか特定しにくい

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15 名前:徳原七海:2010/10/27 20:24 ID:HZzzf0BY

★まとめ
 人間は再生産のために教育・学習の過程が必要≠動物。
 社会的意義を伝達してゆかなければならないが
子どもたちがその意義を感じ取るとは限らない→動機の涵養が大切!!
☆今回まででイントロダクションはおしまい。
 次回から教科書を用いて学習してゆく。
 (教科書:デザインド・リアリティー半径300bの文化心理学
[有元・岡部,2008,北樹出版]のT・U・[・\・]章を扱う。)
○WORK03
 300年前には無かっただろう世界の知り方を挙げる。
 Eg.カロリー・体脂肪率・高度・湿度etc…
 ⇒事実は変わらないのに、捉え方は異なる=その世界の捉え方は教育により習得されるもの!

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16 名前:徳原七海:2010/10/27 20:50 ID:HZzzf0BY

○感想
 細かく分けての書き込みになってしまい申し訳ありません…
 教室での学習に教師が持っている社会的意義は必ずしも子どもたちに伝わる
 ものではない、というお話に納得です。確かに教室で教えていただいてきたものは
 生きてゆくのに必要な知識や技能でしたが、小さいとき九九を覚えることが人生に
 役立つかどうかなんて微塵も考えていなかったように思います。
 ただ、1人だけ中学校の化学の先生で印象的だった方がいます。彼は1番初めの授業で
 『化学と生物の基礎を知らない事は命を危険にさらすことだ』と言ったのです。
 『蜂に刺されたらアンモニアだと言って尿をかける者がいるけれど、人間の尿の中に
  "アンモニア"はない。人間は有害なアンモニアを体内で尿素にかえて排出するのだから
  尿をかけて安心してはならない。むしろ不潔だ。』とか『たき火の火が弱いからと言って
  母親が灯油を上からぶちまけて、向かい側にいた子供に全身やけどを負わせた』だとか
  とにかく化学と生物の知識がいかに生活に直結しているかを15分ほど延々語り、その後も
  単元の頭には必ず、これから学ぶ知識がいかに役立つかを話していました。
  私はそのエピソードの1つ1つに驚き、あいまいな知識ほど危険なものはない!と思ったのを
  覚えています。 実際、彼の主張が正しいかは置いておくとして、学校での教育の社会的意義を
  子どもに伝えるのは非常に難しいけれど不可能ではないことの例なのではないか、と
  思いました。
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