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[院]ABBM080 生態学的学習論演習
- 1 名前:有元典文@管理者 ★:2004/04/13 11:55 ID:???
 
-  ABBM080「生態学的学習論演習」に関するスレッドです。 
  
 前期 2単位 1〜2年対象 1-405 
 
- 2 名前:有元典文@管理者 ★:2004/04/13 20:55 ID:???
 
-  20040413 イントロダクション[配布物 講義掲示板URL]:履修目標=学習が社会的にデザインされている・デザイン可能であることの理解 
 最後に成果物(発表論文集等)を残して継承していきたい。 
  
 次週20日:授業方法相談、グループ分け[準備: 各自のフィールドで矛盾点、問題点3つ挙げる] 
  
 
- 3 名前:有元典文@管理者 ★:2004/04/20 20:36 ID:???
 
-  20040420 (個別に発問するスタイルで、権力関係を可視的にした。途中で気づきまた指摘を受ける。改善したい。豊かな人の知恵の交わりとしての対話の場にしたいです。乞うグッドデザイン) 
 柳さん、芦沢さん、それぞれのフィールドでの学習上の問題点をうかがった。 
  
 次週27日: 意見交換の場をデザインしてください。その後、本日の続き。 
 
- 4 名前:有元典文@管理者 ★:2004/04/27 20:22 ID:???
 
-  20040427 前回担当者がその回の司会2名+書記1名を決めてスタート。講義録は今回から書記に任せます。では村井さんよろしく! 
 
- 5 名前:ムライ:2004/04/27 21:33 ID:pGtry3k2
 
-  20040427(暴風雨) 本日の講義 
 柳さんが持ってきてくださった「日本語教育」のビデオを視聴。 
 各自どのような感想をもったか?(意見交換) 
  ⇒先生が怖い・実際に役立つのか・これは活きた場か・ 
   外国語の文法を知る上で重要・より文化に根ざした方が…etc. 
 「教える」って何?(教育観は様々) 
  ⇒実際に教えてもらおう!(身体観察・九九・知覚・スタバ) 
  
 次回:続けてビデオを観察。ミクロに止めてみてみよう。 書記 村井 
  
 
133.34.73.108 , psy14.edhs.ynu.ac.jp , 
 
 
- 6 名前:きっしい:2004/04/28 23:37 ID:lnbVYSag
 
-  昨日は、急用のため片付けもしないで失礼しました。(要は飲み会) 
 なかなかおもしろい授業でした。昨日も述べたのですが今一歩言葉が足りなかった 
 ので補足したいと思います。 
 学習とはやはり、学習する側が学習することの意味や価値が垣間見えるようなもの 
 でなければなりません。教師はその事を見せていくことが絶対に必要なのですが、 
 残念ながら昨日の英語の授業の中にはその部分を見ることが出来ませんでした。 
 単なる言葉の繰り返しだけでは、その言葉の背景ある文化的な営みが見えてこない 
 のです。日本人が言い訳をどのように使っているのか、教師がよく使う「言い訳するな」 
 という言い方は、潔く非を認めて謝ればいいんだといっているように思います。 
 言い訳はマイナスのイメージがついて回っています。外国はどうなのでしょうか。 
 なーんていう話が前提として、自由になされていれば、全く別の意識で取り組めたの 
 ではないでしょうか。言葉の持つ豊かさを示していくのはとても必要なスキルだと思います。 
  もう一つ 
 「実際に教えてください」という有元先生の言葉に本当の先生が戸惑ってしまっていて 
 バイト先で教えている院生の方がすらすら出来てしまったのはどうしてでしょうか。 
 もし、私に急に振られてもやはり他の先生と同じように戸惑ってしまうでしょう。 
 理由はあの場は、教師にとってのエコロジカルな場ではなかったからだと思います。 
 教師にとっての授業の場は、教えるべきコンテンツがあり、対象である多数の生徒がいて 
 成り立っています。あのゼミの場は、そのような状況を全くアフォードしていません。 
 ですからルーティーン化された教え方を持っている院生の方(ごめんなさい名前が 
 わからなくて)の方がはるかにすぐれた教えの場が出来てしまったのでしょう。でも 
 あのカプセル化した教え方の方が、もし、効果的であるとすれば教師にとっては脅威です。 
 法則化運動が市民権を持っている所以でしょう。何かコンピューターに教わっているよ 
 うな感じがしたのですが・・・・話が収束しませんので この辺でやめておきます。 
 教師の役を咄嗟に演じられない教師より 
  
  
  
 
61.211.114.25 , east96-p24.eaccess.hi-ho.ne.jp , 
 
 
- 7 名前:有元典文@管理者 ★:2004/04/29 09:41 ID:???
 
-  >>6 
 >本当の先生が戸惑ってしまっていて 
  
 授業後確認しましたが、田仲三枝は普段からロールプレイをやりつけている為です。 
 そういうスイッチを修行で身に付けたのです。私は小さいときから人前のお遊戯が 
 恥ずかしくてしょうがなかった。今はどこでも何のスイッチでも入るようになりたい 
 と思って、心がけています。明日見知らぬ町で授業しろといわれたら喜んで出来る 
 ように、今レクのリーダーになれといわれればすぐ出来るように、よい議論を 
 盛り上げる裏方になれといわれればすぐ出来るように。 
  
 見ず知らずの雑踏を相手にすぐ「学校」が作れなくては、教員は技能職とは言えない。 
 たんなる仲間内での親分じゃないですか。自分が親分に過ぎないことを分かっている 
 ので、田中三枝に嫉妬しました。こんどスイッチの入れ方を教えて>綾、千晴 
  
 
- 8 名前:やなぎ:2004/04/29 13:36 ID:???
 
-  ビデオの授業内容についていろいろ批判がでましたが、あのような単調な練習は 
 日本語教育業界でも今では一時代前の教え方とされていますので、その点だけ心に 
 お留め置き下さい。通常は文型パターン練習をしたあと、例えば翌日以降の授業で 
 遅刻者に実際に言い訳をさせるとか、授業の中でだったら生徒のバックグラウンドに 
 則した質問をするなどして、実際の現場での使用場面を提供することになっています。 
 ビデオに登場した先生もきっとそうなさっていると思いますよ。 
 しかし語学教師も所詮雇われの身、期間内に教えなければならない項目というのが 
 予めありますので、学校経営者にでもならない限り小さな自由度の中で最善を尽くす 
 しかないようです。あのビデオを見て、教室で教えるって難しいことだなぁと改めて 
 思いました。その昔、台湾で、生徒たちと現地の鍋料理を囲んで「これは何ですか?」 
 「ブタのアシです。」「これは?」「サカナの…メ」「じゃこれは?」「それは、 
 えーっととと、トリの…」「コ、ココロ」「トリのココロです! (つまり鶏ハツですね)」 
 などとやって盛り上がったものですが、それは遊び半分で教えても許されていた頃の話。 
 今ならクビかも。
61.27.161.27 , 61-27-161-27.home.ne.jp , 
 
 
- 9 名前:有元典文@管理者 ★:2004/04/30 13:50 ID:???
 
-  >>8 
 > 今では一時代前の教え方とされていますので 
  
 たぶんそれはみな了解していたと思います。 
 ぜひ現実的な「使用場面を提供」している授業も見てみたいですね。 
 実は見たことあるけど、私には本質的に同一でした(-_-;)。 
  
 「一時代前」がまた激しく持て囃されている※最中に、ただ「一時代前」と 
 切り捨てることは出来ないですね。教育という営みの本質が、露骨なのか 
 見えにくいかの違いしかないように思います。 
  
 ※「学力低下」議論に後押しされた、「100ます計算」「漢字書き取り」等の基礎リテラシー教育復権を指す 
  
 
- 10 名前:きっしい:2004/04/30 22:31 ID:l5GJ7vOc
 
-  >>8 
 >その昔、台湾で、生徒たちと現地の鍋料理を囲んで「これは何ですか?」 
 「ブタのアシです。」「これは?」「サカナの…メ」「じゃこれは?」「それは、 
  えーっととと、トリの…」「コ、ココロ」「トリのココロです! (つまり鶏ハツですね)」 
  などとやって盛り上がったものですが、それは遊び半分で教えても許されていた頃の話。 
  今ならクビかも。 
 こういうのって私はとても好きです。学習って道具を使いながら 
 友達とわいわいやる活動によって、いろんな事がわかってくるのだと思います。その前提にあるのは遊び心 
 だと思います。子どもにとっては学びと学びの境界線なんて誰もひけません。自分が心底没頭できるものが 
 あることってとても大切な事なのではないでしょうか。尤も鳥ハツがハーツから来る事に没頭するわけでは 
 ないでしょうが。・・・今朝ニュースを見ていたらロボットコンテストの事を伝えていました。 
 ロボットにサッカーボールを蹴らせる事だったと思います。将来的には災害救助に活躍できるというための 
 技術開発なのだそうですが、実際に開発している人えたたちの表情は、そのような意味のある活動を超越して 
 遊び心にあふれているように私には見えました。 
 
61.211.113.212 , east95-p211.eaccess.hi-ho.ne.jp , 
 
 
- 11 名前:山口いずみ:2004/05/11 20:01 ID:Q+3GHa9I
 
-  2004/5/11 
 本日の講義:日本語学習のビデオを止めて、「教えるということ」について 
 ディスカッションをしました。 
 いろいろな方法で「確認」をしていましたが、何の為の確認なのか?必要があるのか? 
 というところで、多くの意見が出ました。 
 でも、ビデオの教師の確認は1つの「記号」にしか過ぎないということが、見えてきました。 
 また、「教える」という意味についてもディスカッションしましたが、何をもって教えたというのでしょうか? 
 少しだけ視聴した「ベッドメイキング」のビデオでも教えるということについて、いろんな見方が出てきました。 
  
 来週も、職業教育の「教える」ということから、活発なディスカッションが出来ることを願って、今日の締めとします。 
 書記:山口いずみ
133.34.73.113 , psy19.edhs.ynu.ac.jp , 
 
 
- 12 名前:有元典文@管理者 ★:2004/05/14 13:44 ID:???
 
-  参考資料 
 日本看護協会「組織で取り組む医療事故防止」 
 http://www.nurse.or.jp/jna/riskmanagement/ 
  
 「ヒューマンファクター事始」 
 http://www5f.biglobe.ne.jp/~kotohaji/ 
  
 後者が非常に分かりやすいです。前者のリスクマネジメントは現実的で 
 ないと感じました。役に立たないと思います。例えば「インシデントレポート・ 
 事故報告書を看護管理者に提出します。」 または報告を婦長に上げるように 
 言っています。事故発生のメカニズムを記述するための調査の原則は責任追及の 
 取調べにしないこと。大丈夫かなぁ、日本看護協会(と、挑発してみます)。 
 反応待つ。是非上記サイト読み比べてみてください。 
 
- 13 名前:有元典文@管理者 ★:2004/05/14 13:51 ID:???
 
-  >>12 あ、精読してみると、日本看護協会の言うところのリスクマネジメントとは 
 ヒューマンファクターエラーを制御することではなく、マスコミ、訴訟等の社会的 
 リスクを管理するものでした。いや、いやみでなく。興味深いです。 
 
- 14 名前:やなぎ:2004/05/17 08:42 ID:???
 
-  事故防止は、関わる人がエラーの発生をどう理解し受け手にどう伝授するかに 
 かかっているようですね。 
 ミャンマーに住んでいた時に、アメリカ国防省発行の海外在住時の身の守り方 
 マニュアル(翻訳版)が日本大使館から回ってきました。日常生活に潜む危険が 
 とてもよくわかる具体的な内容でしたので、さっそく取り入れたのを思い出します。それに対し 
 G務省の海外危険情報はどちらかというと前者(看護協会のサイト)のトーンに 
 近い気がしました。
61.27.161.27 , 61-27-161-27.home.ne.jp , 
 
 
- 15 名前:たきざわ:2004/05/18 13:52 ID:2rvdEpIo
 
-  G務省・・・(笑)。やっぱり事例が多いとわかりやすいですね。具体的だと日常生活に取り入れやすい。 
 でも,自分がマニュアルを作ったら日本看護協会のような形式になてしまいそう。現場の人としては使いにくいでしょうねぇ。
133.34.73.234 , insei01.edhs.ynu.ac.jp , 
 
 
- 16 名前:芦澤:2004/05/19 10:32 ID:???
 
-  2.佐藤さんの来校の待ち時間を使って、「ヒューマンエラー対策」実態について。 
   森下さんの「貸し会議室受けつけ業務」アルバイト体験から、 
   2年間ミスがなかったと聞き感動しています。 
   Wチェックシステムにしてもおきるものは起きる。 
   それでもなかったとしたら、やはり優秀な学生だから 
   かな、それとも「 らしくないねえ」の一言の重みなのかな。 
  ‘内なるケイタイ’が形成されたのかな??。 
   詳しくは森下さんに聞いてください。 
   このテーマ、だれもが入りやすく深みのあるテーマですね。 
   継続してほしいです。みなさん、いかがですか。 
  
 前回仕事の都合で欠席し、山口さんに二俣川で偶然出会い、 
 「掲示板読んでね」と刺激をうけて今回出席です。 
 参加しないと面白みがつかめないなあ。 
 欠席は損!!! BEST BUYです。 
 それでは、今回の書記は芦澤でした。 
 次回も佐藤さんの提供のVTRを楽しみにしましょう。 
 
221.242.148.242 , gw.niccon.co.jp , 
 
 
- 17 名前:有元典文@管理者 ★:2004/05/19 11:02 ID:???
 
-  >>16 追加:看護教育場面ビデオを分析的に視聴。有元が「時間+イベント+感想」のフィールドメモをとることを伝える。観察点の例:伝達される手順数(18/5分)、テクニカルターム数、分量数量の伝達法、手続きの理由説明に注目(背後に「教育メソッド」?) 
 説明しないことが示すベテランにとっての自明性。心理科WEBの4年掲示板、有元ゼミのスレッドにオブザーバ中村まりがより詳細に後半の講義録をつけています。参照。 
 
- 18 名前:有元典文@管理者 ★:2004/05/19 11:13 ID:???
 
-  書記が別のスレッドに書き込んでいました。>>16の前にこちらを。転載し、間違った書き込みを削除します。 
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 名前:芦澤:2004/05/19 10:31 ID:??? 
  
 5月19日講義録 
  今回は三枝千晴さんと田仲綾さんの名コンビの司会で、ソフトムードでスタート。 
 1.題材は看護士養成用「ベッドメイキング」の授業風景のVTRです。 
   (佐藤和子さん提供) 
   観察記録をとりながら、観察の視点・観察内容も異なって充実した意見噴出 
   (?)です。 
   参加者全員:予習を前提とした授業展開だ。 
         (わたくしなどは‘上シーツ’が聞き取れなかったけれど・・) 
   院生   :盛り上がりがなくちょっと退屈だったなあ。 
        ステージと観客のようで、対話があったほうがいいのでは。 
   学校教員 :デモンストレーションがなくてもいいのでは。 
        すぐに実習してからでもいいのでは。 
         目的によって一方的な指導でもよい。対話がなくてもよい。 
         理由説明のない箇所があって、不明だった。 
         マニュアル的に覚えさせるようだ。 
   企業人  :効率性を重視するなら、ピンクの中央線のあるシーツなど 
         ツール開発をしてもよいのでは。 
   有元先生 :観察法として、専門用語や理由説明のない箇所を収集して 
         分析してもおもしろそうだ。 
         意外と原始的・素朴な指導技法だ。見る側(生徒)に 
        ‘内なるケイタイ’があるような授業 
         展開になるかどうかが重要だ。 
        (とちょっとまとめる方向になったかな。) 
  
   若い先生なのでビデオに耐えられる容姿・声なので許せるなあ。 
   教条的なのがあまり伝わらないのはなぜなんだろう。 
   1時間の授業デザインであろうとも、やはりアウトプットとしての 
   看護士像や基本コンセプトがないと単に徒労に終始してしまいそうだ、 
   「教える」ことの基本に戻るなあとウトウトしながら2時間の帰路でした。 
   それにしても、自分のデザイン場面のVTR、提供できな 
   いなあ。他人のはおもしろいけれど。佐藤さんのプロフェッションに感服です。 
  
 
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