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2005 学校教育総合研究
- 1 名前:有元典文@管理者 ★:2005/04/12 12:04 ID:???
- 講義録、質問、コメント等こちらに。
- 2 名前:M1 平石聡子:2005/04/14 22:20 ID:cWFUHfFg
- 第1回議事録 4月14日(木) 6限
○この授業について
・まずは一人ずつ自己紹介。
「自分にとって学校教育とは何か」
・この授業で学ぶこと→学問のやり方
科学的な意見のやり取りをしていこう。
公共性や再現性を備えること。
○有元先生の研究について
・修論について→小学校5、6年生に算数の作問をさせる。
意味の通じない問題を作ってしまう子が多い。
現実感を呼び起こさないまま、機械的に計算だけをやって
いるのでは?
機械的ではなく、「活動者」になるべきなのではないか。
・社会文化的アプローチ→人は社会や文化とつながっている。
人間と社会・文化は切り離して考えることはでき
ない。
(今までの心理学は、人の心(脳)とまわりの文化
を切り離して行われてきた)。
・生態学的妥当性→心理学の研究でも、学校教育の研究でも、これを考慮しな
ければならない。
○次回からの講義について
・来週は有元先生が講義してくださる。
・再来週から、1人ずつ自らのフィールドについての報告をしていく。
・報告していただいた議題について、皆でディスカッション。
・レジュメはA4・1枚で、発表は20分程度。
以上です。
今日は興味深いお話をたくさん聞くことができて、有意義な時間となりました。
有元先生の修論についてのお話に大変興味を持ちました。
資料室で探して、読んでみたいと思います。
133.34.73.109 , psy15.edhs.ynu.ac.jp ,
- 3 名前:M1 平石聡子:2005/04/14 22:28 ID:cWFUHfFg
- 再来週からの発表の順番が決まりました。
以下の通りです。
4月28日→武捨さん・宮本さん
5月12日→芦澤さん
19日→服部さん・川久保さん
26日→佐藤さん
6月 2日→中野さん・藤沢さん
9日→千さん
16日→平岡さん・平石
23日→竹岡さん
30日→野角さん・(雨宮さん)
7月 7日→杉山さん
様々な職業の方がいらっしゃるので、とっても楽しみです!
さっそくですが、再来週の武捨さん、宮本さん、レジュメ作りがんばってください!
133.34.73.109 , psy15.edhs.ynu.ac.jp ,
- 4 名前:のりふみ@管理者 ★:2005/04/15 11:38 ID:???
- さとこさんありがとうございます!まとめ上手。講義への質問、コメント、要望常に募集中>all
- 5 名前:M1 中嶋尚子:2005/04/16 12:06 ID:ildJ9D3g
- 突然失礼します。
14日に都合で伺うことが出来ませんでした。
次回からお仲間に加えていただくことは可能でしょうか。
平石さんの講義録で内容がわかり安心しました。
この方法ですと、流動的出席の社会人にはとってもありがたいです。
220.219.98.84 , ntkngw120084.kngw.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp ,
- 6 名前:のりふみ(有元)@管理者 ★:2005/04/18 10:21 ID:???
- >>5 中嶋さん、どうぞ次回からご参加ください。質問等あればここ、もしくは
研究室(1研412)をおたずねください。
- 7 名前:千:2005/04/26 16:52 ID:MAs1wj4c
- 第二回講義録 四月21日(木曜日6限)
千と申します。講義録遅れました。第二回講義録を書かせていただきます。
まずは、先生の修論の話でしたが、当時小学校5,6年生の算数の授業での問題
研究でした。実験で小学生達が相当ナンセンスが高いかけ算問題でも次々
解けてることから、学校で学生達は意味吟味しないまま問題を解けてると言う結論に
至りました。
実は、こんな学校教育の捉え直しの流れは60年代から始まっており代表的な
人はジョン・ホルド(米)、イリイチなどがあげられ、彼らはいろんな実験を
通じて、学校は特別なゲームをやっている場であると主張していました。有名な
のはストリート・マースの日常で路上で物売りしてるブラジルの少年観察実験からの
学校に行かなくても計算するし、学校で習った計算は日常で使わないという結論に
至った話があります。
最後に、先生は学校でこんな問題が存在するのは、学校という場の作り方にあると言い、
場の作りが頭の使い方を決めてるのではないかとおっしゃいました。
先生は、「大学院の授業は講義の場ではなくて、みんなの教育の
問題に関する討論の場になってほしいです」とおっしゃい、次回からの授業が楽しみです。
以上、講義録でした。
133.34.73.109 , psy15.edhs.ynu.ac.jp ,
- 8 名前:のりふみ(有元)@管理者 ★:2005/04/27 10:21 ID:???
- >>7 千さん、綺麗にまとめていただいてありがとう。
皆さん、補足や質問、コメントも是非こちらにどうぞ。
- 9 名前:武捨英理子:2005/04/29 00:01 ID:bPWABKWg
- 第3回講義録 4月28日(木)6限
発表担当 武捨
リハビリテーションにおける動機づけについて〜応用行動分析学の導入による効果〜
・応用行動分析学とは
人は環境と相互作用と行うことで生活している。この、個人と環境との相互作用が「行動」
行動は様々な環境条件によって変容していく。
・症例検討 脳卒中患者の行動障害に対する応用行動分析学的アプローチ
・発表後の討議
個人内に生じるリハビリへの意欲・意思などは環境の相互作用により左右されるものと言え
るのか、動機づけはこのような分析法で得られるのか、問題行動の出現は環境に依存すると
判断できるのか、そもそもリハビリに対して動機づけが必要なのか、等々のご意見・ご指摘
を頂いた。個人の行動に影響を与える環境条件を刺激と定義し、行動出現そのものを強化刺
激や嫌悪刺激という枠組みの中で判断する方略に「人」をあてはめることへの抵抗感はつき
まとう。しかし、問題行動を呈し人との係わり合いが低下している状態を、「症状だから仕
方がない、リハビリ適応外だ」とこちら側の都合で切り捨ててしまうような事態を回避する
為に、その行動がどういう環境状態で生じているのかを分析することは必要だと思われる。
そういった方略を使用することで、理解不能な個人の状態を考え直すことができる。また
関わっている自分自身の行動に対しての見直しが立てられるのではないだろうか。
いろいろなご意見やご指摘を頂き、大変勉強になりました。今後もリハビリへの動機づけに
対しての最良な方略を考えながら、日々患者様と接していきたいと思いました。何か不足点
などありましたらご指摘頂ければと思います。
172.205.51.162 , ACCD33A2.ipt.aol.com ,
52KB
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