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[院]生態学的学習論演習

21 名前:おおしま:2006/05/28 14:52 ID:myl58DXw

おそくなって、すみません

第5回(5/23) 講義録 担当:大島崇

1.Michel Callonさんの文章を尾出さんにレポートしてもらい、検討しました。

まず、この文章独特の意味で使われているキーワードを確認しました。
・「イノベーション」は、直線的なものではなさそう。
・「デザイン」は、だんだんと役割や意味が定まっていくこと。創発的なもの
・「アクター」はコミュニティの構成要素、行為者。人間と非人間の混合物。
 たとえばプロとアマでは見えたり見えなかったり、意味の違うものに見えたりする。
 誰の目に見えたら「アクター」?集団も「アクター」?

どうやら人が社会をつくっているわけではなさそう
→非人間物は社会的役割をもつ
・人の考え方や欲望をも形作る
・人間は、promission(非人間物が人に与える可能性とでもいうべきものか?)
 にしたがっている
・知的なことは物質的プロセスともいえる

「人が社会をつくっている」ということについては相対化しているが
「物事には原因がある」というテーゼは手放していない。
原因を取り出すときは、その瞬間を取り出すいわば「スナップショット」に
ならざるをえない。
原因の解釈には、どこまでを視野にいれるかという「拡大率」の問題がある。

今回は非人間物は役割に焦点をあてた話でしたが
次回は「2.ヒューマンエージェンシー」以降、人間の捉え直しの話に入ります。

2.これまでと同じルールでビデオの続きを見ました

学習の場としての特徴
・先輩シェフが課題構造をつくっている
・教えるときとそうでないときと言葉づかいを分けている
・「次は…」 学習ステップ、工程の段階を意識している
・「なぜなら」 合理的説明がみられる

フィールド研究の意義
・現状への介入
・授業デザインの基礎研究

次回は、Callon論文の続きと上野直樹論文をやります

石井さんへ
今回のレジュメ等は林さんに預かってもらっています。
林さんからもらって下さい。

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