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2007 学習心理学講義(-特論)
- 32 名前:M1 野田頭:2007/06/06 21:48 ID:???
- 『状況に埋め込まれた学習』講義録 P76〜83
知識の在処と、参加、学習のカリキュラム、実践共同体などについて
今までの論点をさらに具体化して示している。
*参加の重視
新参者は「実践の文化」を学ぶやり方としての参加をすることで、
共同体の実践を構成しているものが何かというスケッチを行う。
・誰が関与しているか・何をやっているか
・熟練者はどんな風に話し、歩き、仕事をし、どんな生活を営んでいるか…etc.
→作り上げる全体像についての具体的な説明が初めてされた。
*学習のカリキュラム
新しい実践の即興的展開のための状況に埋め込まれた機会
学習者の視点から見た日常実践における学習の資源がおかれている場
⇔教育のカリキュラムとの対比
*実践共同体
人と活動と世界の間の時間(歴史的な)を通しての関係の集合であり、
またそれに接したり重なり合ったりしているほかの共同体との
関係を持っている。
知識は実践共同体内にある。
実践の知識・技能は実践の中にある。
学習の成立は実践共同体の再生産のサイクルと関る。
ところどころに、学校教育に対する揶揄的表現が見られた。
特に高校で物理を学習するグループについての記載など…
・学校の徒弟になっている。
・学校化された人々の共同体
◎実践する事と実践を学ぶ事とは全く違う事である。
学校の中では、ルールや規則を学びぶ等より一般化されたものを教授されるが、
その中で学校でのやり方を学ぶこともまた一つの実践となる。
しかし、学校の中には具体性がない。
◎誰かであることと、何をするかということとは一致している。
210.226.25.43 , 210-226-025-043.jp.fiberbit.net ,
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