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2007 学習心理学講義(-特論)
- 47 名前:学校教育臨床分野 高橋 励:2007/07/02 23:17 ID:iQIHf8aY
- 第8回講義録 6月26日
『状況に埋め込まれた学習』p.95〜105
◇動機づけとアイデンティティ−参加の効果−
・話題の中心
学習の動機:「共同体の一部になりたい」と思うことと、説明。(ここがミソ!)
→「円熟した実践の場での明確な目的を持った活動に十全参加できるようになりたい」
と自ら望みそうなろうとする。
・従来の「動機づけ」:「学習者の意志とは離れたところで、学習者を操作して、
無理矢理学習に向かわせようとする」というイメージがある。
・「学校」でのオモテのカリキュラムによる学習活動
→「メンバー性」が欠けている。でも、それが「学校」らしいところ。
◇矛盾と変化−連続性と置換−
・マルクス主義の「再生産」
「変化こそが実践共同体および彼らの活動の根本的な特質である」
例えば…
日本人だって、少しずつ変わってきている。
日本人としては、飲み食いしながら立ち歩くことはとっても不作法だったはず。
でも、いつの頃からか、それが日常よく目にする光景になってきている。
※「ちょっとずつの裏切り」
エンゲストローム→矛盾があって当然。その矛盾をどうクリアしていくかが共同体の課題。
※気がつけば月曜日。書き込み遅くなり失礼しました。
『状況に埋め込まれた学習』を読み進める中で、うなずきながら、
どこかごまかされている感じが常にまとわりついています。
すっきりしない、悶々とした感じが続いてます…。
「学校」というものをしみじみ考えてみるにはいい機会ですが。
これを書きながら、ふと、第二次世界大戦中の日本の「学校」は、
ある意味日本人としての「十全参加」への道をはっきりと示した
「理想的?」な共同体だったのでは…と思いました。
それが、良いか悪いかは別にして…。もう少し考えてみます。
125.29.2.39 , p125029002039.ppp.prin.ne.jp ,
66KB
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