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2008 教育の心理学
- 3 名前:菅井 篤:2008/10/21 00:20 ID:c9hoTwR+
- 第2回講義録
●配布物 ワークシート01 学習の転移
●転移 学校制度の下支え
学校はなぜ可能か
社会に出て経験することの多くは、今まで学んだことのない事態である。
それを前提とすると、転移とはある局面で覚えたことが、ほかの局面で応用できるようになることだから
学校で学んだ限られたことをもとに、現場で応用(=転移)させなければならない。
転移とは「これまで学んだことを、新しい問題をうまく解決するためや、
新しい状況で素早く学ぶために用いること」(トゥオミ‐グルーンら,2003)
学校内で閉じた技能を教えるカプセル化が起きている場合、本当に応用できるのか?
学校が存在するためには転移が大前提である。
●WORK1
学校で学んだことで、現実に応用していること/したことのある知識・技能を列挙
●水平的な専門知識
専門外のソースから素早く知識を探し、専門外のクライアントや専門家と協力し、
変化の諸過程に巻き込まれないようにする。
近代の学校の下から積み上げる教えは、垂直的な知識とする。
●WORK2
ある活動の問題解決にほかの活動の知識技能を使った例の列挙
授業は以上でした。
私個人の感想と質問です。
学校教育において、学習の転移を最も発揮させる授業を考えますと、
最も応用性の高い学習内容を学習すべきであると思います。
しかし、応用性が高ければ高いほど、学習内容は幅広くなり凡庸化することが予想されます。
そして、学習内容が凡庸化することにより、問題解決のための要素を捉えにくくなり、
ある問題や状況に対して対応する能力の一般化が難しくなるのではないかと思いました。
このような矛盾が発生してしまうことはないのでしょうか?
218.221.235.253 , pddebfd.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp ,
38KB
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