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2008 教育の心理学

44 名前:大島美音:2009/02/08 15:50 ID:8pMLtAEk

第14回講義録

◆配布物
 ワークシート12

◆内容
○ナチュラリゼーション:対象の属性を自然に起源を持つ絶対的なものと捉えること
[例] 「女は女らしく、男は男らしく」
だが実はこのような性差も、色々な工夫により形成されている。(例えば、全員坊主にしたら、男と女の区別は非常につきにくい)
“〜らしい”は、自然を過大視し過ぎた結果である。
○獲得形質は遺伝しない。これは人間の基本条件である。
教育とは、“自分”のためではなく、“人間を維持する”ために行われている。
○「学習とは、参加である」
学習とは、“教えてもらうこと”ではなく、
“そのメンバーの中でおかしくないように参加すること”である。
○スピノザ ・・・「人間は神の一部であるから、自己意識などない」
・世界がコントロールしている→スピノザ説
・中枢がコントロールしている→心理学的
○理性なき知性
単純なセンサーの層を組み合わせていくだけで、相当に知能があるように見えてくる。
○文化とは現実の見え方のデザインである。
→携帯電話があれば、湘南新宿ラインがあれば、○○があれば、「距離」というものに対する概念は変わってくる。
外とのやりとりなしで、独立したものにはならない。

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45 名前:大島美音:2009/02/08 15:54 ID:8pMLtAEk

つづき

◆感想
「なぜ学ばなければならないのか」という問いの答えについて非常に納得しました。
でも、子どもに学ぶ理由を尋ねられて
「自分のためではないよ」といきなり答えるのは微妙ですよね・・・

あと、「学習=参加」についても納得しました。
日常生活の上では、学校での勉強よりも、参加を学ぶことの方が明らかに多いし、
参加を学ぶことは人間として不可欠だと感じました。
スピノザの論については興味深かったので、春休みに入ってから自分で調べようと思います。
あと、アヤツリ人形・カラクリ人形の例も、分かりやすいし面白かったです。

全体的に、人間というもののデザイン・再デザインの構造には納得が出来たし、
そういったことを考えながら生活をすると、様々なものへの見方が変わると思います。

興味深い授業でした。ありがとうございました。
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