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2009 学習動機づけ論

7 名前:高橋知也:2009/04/24 17:15 ID:5XArkDyU

第2回(4/22)議事録です。

配布資料:学習とはなにか (1)
講義目標:学習とは、また学習とは何かということについて考える。

・work1. 前時提出課題の共有。
各自で探してきた「身近にある言語を介すことなく、
人間の振る舞いを変化させるもの」の画像を共有した。
お猪口やごみ箱など様々なものがあったが、それらが「社会的権力」なのか、
あるいは「学習」によるものなのかについては議論の余地が残った。

・work2. 受講者各自による「学習」・「学習ではないもの」、
それぞれの定義づけ。
<work.1>から発展し、「学習とは何か」ということについて、
改めて各自で考える時間を持った。
ネズミの迷路課題などの例が挙がり、
訓練を重ねることでの行動や認知の変化ではないかということで落ち着いたが、
もっといろいろな意見が出ても面白いのではないだろうか。
なお有斐閣心理学辞典によれば、学習とは
「経験により比較的永続的な行動変化がもたらされること」であり、
その一連の過程全てを学習と呼ぶとしている。

・work3. 学習を見取る、すなわち、
「学習が獲得されて行く様子を観察する」ための方策の検討。
ネズミの迷路課題や「パブロフの犬」実験をはじめとする古典的条件付けと
異なる、必ずしも学習獲得が可視的ではない学習において、
学習獲得の程度を見取る方策としてはどのようなものがあるかを考え、議論した。
出された意見としては…、
・一度達成した課題と同一の課題を繰り返し、それを再度達成できるかを見る。
・本人に習熟語を聞き、言語的報告をとる(内観法的方策)。
・合格点などの基準を設け、基準を上回るか否かで判断する。
・同一の課題を実施した上で、前回との習熟度の差を見る。
などが挙げられ、数値化を行うことで、
学習獲得がどの程度行われたかの把握が可能であるという結論に至った。

・課題 特になし、各自授業の復習を行う。

第2回議事録は以上です。
追記事項等ございましたら書き込みをお願いします。

高橋知也
133.34.73.110 , psy16.edhs.ynu.ac.jp ,


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