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2009教育の心理学

10 名前:大木美穂(有元代理投稿)@かんりしゃ ★:2009/11/04 13:18 ID:???

◆11/2 第三回講義録
●配布物
ワークシート02
●授業内容
〈前回のまとめ〉
・サブカルチャーにおける学び
暴走族もコスプレも、一つのものを思考し何かを目指したコミュニティである。
→ある社会的秩序(social order)を志向している点において異常なことではない。
彼らのやっていることの中にルールがあり、コミュニティが成立している。
→誰から教えられることもなく一生懸命学んでいる。
〈学校における学び〉
・なぜ学校で教えるのか?
→再生産のため。文化が途絶えないように。
しかし、「勉強しなきゃ」だけで、先が見えていない。
ex.)将来どう役立てていくのか。今学んでいることを使う産業は何なのか。

→手段が目的化してしまっている。教育が陥りやすい罠である。

〈教科書の範囲〉p.1-20
・教科書のねらい
人間の実践(practice)に焦点をあて、人間が集合的(collective)な存在であることに注目し、何のために学校があり、教育をするのか考えていく。
・主体性とは
頁番号、メモ、文字、音楽、時の流れなど
→人間の主体性が集合的であるという例。共通の理解を助けるものであり、これらは人間が作り人間が名前をつけた。

〈本日のまとめ〉
私たち人間が何かをする全ての瞬間の背景に歴史的な技術の洗練が隠されており、このように集合的な存在(アンサンブル)であることが人間の基本的条件である。

〈宿題〉worksheet:WORK1
「私たちの行為は万事が人工物との不可分な一体化を前提としている」ことの例を挙げてくる。

●感想
人間が集合的な存在であるという例から、私たちいかにが無意識のうちに相対性な世界で生きているか考えさせられました。
また言葉も音楽も常に変動していることに目を向けると、かつて誰かが編み出した言葉という手段を使う自分が、同時にその言葉というものを少しずつ変化させ作り出しているのだなと思います。
言葉もなく、フィルターなしに見る動物にとっての世界がどんなものなのか、私もすごく気になりました。

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