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2011学習心理学講義T
- 7 名前:近田英樹:2011/04/22 18:54 ID:dXL8MLIQ
- 感想
布施さん
私たちの周りで、人工物ではないものとはなんでしょう?
文字や言葉はもちろんのこと、たとえば
「彼女を思うと胸がドキドキする。
この状態を恋(LOVE)と名付けよう」
という風に概念ですら人工物といえます。
(つまり共通のルールを設けて
意味や状態を共有しようとしているわけですから)
定義の問題もありますが、人工物を用いない、
ネイキッドな状態が「人間的」だとして、
その能力を計る必要性はなんでしょう?
また、そのような状態を作ることが可能なのでしょうか?
植松さん
「人工物が主体性を変調させる」
携帯カメラの例のように新しいもの、ことの出現が
新たな概念を形成し欲求を作り上げる。ということですよね。
これを突き詰めると
「私たちは自己の欲求に従って能動的に動いているつもりが、
実は自己の外にある人工物によって概念が形成、欲求が喚起され、
受動的に動いている。つまり、自己の外の人工物によって
欲求、行動がデザインされている」ということでしょうか。
この講義は一昨年にも受講したのですが、
当時は教室にプロジェクターがなく、
誰もパソコンを用いて発表することはありませんでした。
今回の布施さんの発表は、教室の人工物によってデザインされた発表であり、
発表のための工夫もまた、それによってデザインされたものである。
と考えられるのかもしれません。
初回から非常に興味深く、面白い講義でした。
133.34.73.130 , okabe01.edhs.ynu.ac.jp ,
66KB
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