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2005 カリキュラム実践論V

21 名前:高橋 和裕:2005/07/04 14:33 ID:CmgIlezA

 「英語教育について」

 日本人は学習能力、教育程度が一流なのに、英会話に能力で各国の後塵を
 拝している。その理由として考えられるものは・・・

 1、人口の多い先進国ゆえに、自国語の教科書、書籍が充実していて、
   高校までは、外国語教育以外は自国語だけで用が足りている。

 2、日本人は子音と母音がくっついた文字を使用し、子音だけ発音する
   習慣がなかった。
   また母音の数が5つしかなく、多くの母音を区別するのが苦手。

 3、2で挙げた特質を考えに入れずに英語教育のカリキュラムが組まれ
   ているため、時間数の割には空回りが多くなる。

 相手の言葉を聞き取ることができないと会話は成り立たない。
 聞き取ること において「発音」に対する理解が非常に重要となる。
 そこで、

 ・より「発音」の理解に重点を置いたカリキュラムを組むべきでは?
  そのカリキュラムの内容案として、「日本語と英語の発音の違いを
  正しく比較して教える」「口の動き、唇の位置等を詳しく教える」
  というのはどうか?
 ・逆に表現の教育法はどうしたらよいか?

 この二つを問題としてあげて発表を終わりました。
  議論の内容で特に印象に残ったのは、僕が問いかけた内容より、
 「そもそも 英語教育ってなんでやるの?」「本当に重要なの?」
 ということでした。
  日ごろ「英語ができないといけない!これから日本人にとって英会話は
 大切になってくるんだ!」と聞き慣れ、自分でもそう思い込んでいたので
 、とても ショックを受けました。
 一般的な日本人が英語を使う機会なんて、実はほんのわずかしかないので
はないかという意見が出ましたが、正にその通りだと思います。
  有元先生がおっしゃった、「日本人が英語を使う機会、場面をまとめた
 教材」という のは面白いと思うし、とても勉強になりました。
 英語の覆面を取ろうか迷っていた僕にとって、この議論はとてもために
 なりました。これを機に、英語教育についてさらに考えていきたいと思い
 ます。
 ありがとうございました。


 
133.34.216.47 , pc-p0017.ipcn.ynu.ac.jp ,


22 名前:高橋 和裕:2005/07/04 14:36 ID:CmgIlezA

 すいません、上の講義録は6月27日第七回目発表です。
133.34.216.47 , pc-p0017.ipcn.ynu.ac.jp ,


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