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2005 学校教育総合研究

36 名前:野角咲絵:2005/06/01 08:32 ID:ABbAaR9Y

うーん、意見は一貫しているんですが、誤解をうみやすい表現だったかも
しれないですね。私は基本的に、「労働には価値がある」ということに
ついては否定的なスタンスです。

例えばの話ですが、労働による自己実現を訴えて、もし多くの人が、
自分に一番向いている仕事は教師だ!と思うようになったとしても、
学校の数なんて限られているわけで、なりたいと思った人全員がなれる
はずはありません。

しかし、教師になれなかった人からすると、せっかく自分に一番
向いている仕事だと思ったのに、なれないということは、自分は社会的に
無意味な存在なんだと自己否定に走ってしまうのではないかなと。

だったら、すごく逆説的なんですが、どんな労働であっても
社会を成り立たせているんだということを伝えるべきではないかと
感じるのです。

前回の書き込みは、低賃金労働の意義を訴えようということに
重点があったというわけではなく、どんな仕事であっても
需要があるからこそ成立しているはずなのに、そのことが置き去りにされて
どこか別のところには自分にしかできない仕事があるんだという考えが
強調されすぎていることへの違和感をお伝えしたいがためのものでした。
218.41.254.176 , p29feb0.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp ,


37 名前:野角咲絵:2005/06/01 09:47 ID:ABbAaR9Y

もう少しだけ補足を。
一応、前回の書き込み(>>19)について改めて説明しておくと、
ポイントとしては、最初のほうに書いた「仕事に自己実現を求めすぎるのは
どうなのだろうか」ということにありました。

私の意見としては、「働くことに絶対の価値なんてなく、どんな仕事で
あっても、その人が死ねば必ず代わりの人間が配置されて世の中は
回っていく。それは、一国の大統領であっても、レジ打ちであっても同じ
こと。ならば、わざわざ少ないパイを奪い合うようにして現実から
目をそむけるのではなく、今やっている仕事だって社会の要請に
応じたものなんだということを理解して、自分をもっと肯定しても
いいんじゃないの?」という、かなりひねくれた前向き論なんです。

「本当の自分」を巡る議論に似たものがあるかもしれません。
218.41.254.176 , p29feb0.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp ,


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