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2008 教育の心理学

6 名前:乾 智恵:2008/10/27 11:53 ID:???

第3回講義録

●配布物
ワークシート02学習の転移

●前回の振り返り(転移・カプセル化)

転移の例
・カードの組み合わせ→理科の実験の組み合わせに転移させる→
できなかった→転移は難しいことなのでは?

●変革努力としての転移
転移という現象は、単なる個人の知識・技能の持ち運びではない。

一般的には認知や学習の主体は個人だと考えられているが、活動理論ではそれらをチームや道具、
制度などからなる”集合的活動システム”(=collective activity system)の反映として定義している。

(例)
主体:手術を行う医師
集合的活動システム:検査のルーチン、測定値、様々の器具、役割分担
          論文、医学の文化

集合的活動システムは、文化や歴史など様々なものの集合体。

●work1
自分の身近な転移の例を挙げ、新規学習よりたやすかった点、困難だった点を挙げる。

●異文化交渉としての転移
・転移は異文化間の交渉と交換であるというトゥオミ・グルーンの考え。
 転移という名で個人の内側で起きることは、この共同体の折衝のプロセスという大きな出来事のほんの一部である。
 これ波、人を媒介として起こる集合的活動システム同士のイントロダクションである。
 転移とは知識・技能和異なる共同体に転移するための積極的解釈と再構築に他ならない。
 それは個人内の技術転移というよりも、共同体の変革努力名のである。

●work2
教育実習、その他の課外活動で、大学で学んだ知識・技能が@活用できた例と
A活用できなかった例をそれぞれ具体的に挙げる。

 発表は次回の講義

授業内容は以上だったと思います。



133.34.235.154 , pc-j024.ipcf.ynu.ac.jp ,


38KB
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