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2005 カリキュラム実践論V

17 名前:安中 瞳:2005/06/20 10:27 ID:0wQQsSuA

6月13日 第5回発表録

1)OECDの調査
  総合読解力において、日本は2000年度8位から、2003年度14位に下降。
  フィンランドは1位を保持。

2)教師と生徒の考え方のずれ
  「読むこと」や「説明・発表」の学習活動
  生徒は嫌いだと思っているのに対し、教師は興味を持ちやすいと思っ    ている。
  「言葉の決まり」や「文章比較」「相手に伝わりやすいように工夫して話した  り書いたりすること」の学習活動
  生徒はわかりやすいと思っているのに対し、教師は理解しにくいと思って  いる。

3)教育指導要領の改訂
  言語コミュニケーション重視より、「話すこと・聞くこと」が目標の筆頭に
  なっている。
  「読むこと」は一番最後に挙げられている。

4)「読み方」の観点
  ・作者論
  ・作品論
  ・読者論
   読者論についての様々なとらえかた。

5)議論
  「読むこと」はどう授業すればよいか?
  「読むこと」の目的とは?
  「読むこと」で文学作品を扱う意味は?

 レジュメの概要は以上のとおりです。

1位を保持しているフィンランドでは、実践的な活動が重視されており、生徒がきちんと目的を持った活動をしている、というのが特徴。
 これに関連して、「読むこと」もその必要性・目的を明確にすることが大事なのではないか。
 個人ではなく集団でその能力を使うコミュニティーを作ればどうか。
 2,3人で「本を読みあう人々」の育成をすればどうか。
 などの話を伺いました。
 また、教育の方法として「ボトムアップ」か「トップダウン」かという話し合いになりました。
子どもに興味・関心を持たせる方法をとして、「トップダウン」のほうが賛成意見が多かったです。
 その時の注意事項として、課題の難易度をよく検討する必要があるという意見も出ました。

 あまりまとまっていない発表ですみませんでした。
 意見を聞いてとても勉強になりました。どの教科にも言えることですが、
 「必要性」を持たせることが一番重要であり、一番頭を悩ませる課題であると 思いました。
 書き込みが遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
 
133.34.217.38 , pc-b0008.ipcn.ynu.ac.jp ,


18 名前:のりふみ(有元)@管理者 ★:2005/06/20 10:40 ID:???

>>17 安中さん、講義録ごくろうさまです。

19 名前:熊川 浩之:2005/06/21 02:17 ID:a5yv/SME

2005/6/20 第6回発表録
「情報教育をどう考えるか」

1.情報教育とはコンピュータの使い方を学ぶことではなく情報を適切に選択し、
  そして活用できる力を育成する教育です。

2.学校によっては各クラスにパソコンを設置したりしているところもあり、
  最新の電気機器に触れさせる機会を多くして情報化社会に対応しようとしている
  学校もありました。

3.ではどうすればよいのか?
  話し合いに出てきた内容は、「子どもを情報と2人きりにさせてはいけない」「子どもだけで生々しい
  社会に触れさせてはいけない」などが出てきましたが最終的には「メディアリテラシーが重要である」
  という内容になりました。実際に雑誌に載っている広告をみてその意図を考える、といった活動はとても
  興味深かったです。やはり子どもに興味を持たせつつ力を身につける学習が望ましいのだと感じました。
  情報教育について調べておきながらメディアリテラシーに発表で触れなかったというのは
  自分の調査不足であると痛感しました…とても申し訳なかったと思います。

  まだまだ情報教育についてさほど詳しくないのに発表の題材にしてしまいました。しかし、そこで新たに知識を
  得ることができたのはとても大きかったと思います。これを機会にさらに詳しく今後研究していければ良いなと思いました。

219.52.76.24 , YahooBB219052076024.bbtec.net ,


20 名前:のりふみ@管理者 ★:2005/06/21 16:33 ID:???

>>19 熊川さん、講義録ごくろうさま。
子どもと情報や社会をふたりだけにする、という図式に気づき
大変ためになりました。

21 名前:高橋 和裕:2005/07/04 14:33 ID:CmgIlezA

 「英語教育について」

 日本人は学習能力、教育程度が一流なのに、英会話に能力で各国の後塵を
 拝している。その理由として考えられるものは・・・

 1、人口の多い先進国ゆえに、自国語の教科書、書籍が充実していて、
   高校までは、外国語教育以外は自国語だけで用が足りている。

 2、日本人は子音と母音がくっついた文字を使用し、子音だけ発音する
   習慣がなかった。
   また母音の数が5つしかなく、多くの母音を区別するのが苦手。

 3、2で挙げた特質を考えに入れずに英語教育のカリキュラムが組まれ
   ているため、時間数の割には空回りが多くなる。

 相手の言葉を聞き取ることができないと会話は成り立たない。
 聞き取ること において「発音」に対する理解が非常に重要となる。
 そこで、

 ・より「発音」の理解に重点を置いたカリキュラムを組むべきでは?
  そのカリキュラムの内容案として、「日本語と英語の発音の違いを
  正しく比較して教える」「口の動き、唇の位置等を詳しく教える」
  というのはどうか?
 ・逆に表現の教育法はどうしたらよいか?

 この二つを問題としてあげて発表を終わりました。
  議論の内容で特に印象に残ったのは、僕が問いかけた内容より、
 「そもそも 英語教育ってなんでやるの?」「本当に重要なの?」
 ということでした。
  日ごろ「英語ができないといけない!これから日本人にとって英会話は
 大切になってくるんだ!」と聞き慣れ、自分でもそう思い込んでいたので
 、とても ショックを受けました。
 一般的な日本人が英語を使う機会なんて、実はほんのわずかしかないので
はないかという意見が出ましたが、正にその通りだと思います。
  有元先生がおっしゃった、「日本人が英語を使う機会、場面をまとめた
 教材」という のは面白いと思うし、とても勉強になりました。
 英語の覆面を取ろうか迷っていた僕にとって、この議論はとてもために
 なりました。これを機に、英語教育についてさらに考えていきたいと思い
 ます。
 ありがとうございました。


 
133.34.216.47 , pc-p0017.ipcn.ynu.ac.jp ,


22 名前:高橋 和裕:2005/07/04 14:36 ID:CmgIlezA

 すいません、上の講義録は6月27日第七回目発表です。
133.34.216.47 , pc-p0017.ipcn.ynu.ac.jp ,


23 名前:のりふみ@管理者 ★:2005/07/05 16:06 ID:???

>>21-22 講義録、ありがとう。「英語を使う機会」というのを、
算数や国語や社会に広げて考えてみてください>みなさん。
何に使う「道具」なのか分からず使うのから、学校はカプセル化するんだと思います。

24 名前:のりふみ@管理者 ★:2005/07/11 13:33 ID:???

本日で講義終了。半期ありがとうございます。
7/11講義録:正統的周辺参加、構成主義と教育、状況論的学習論の3つの
概念の資料配付、解説、議論。参加としての学習によって苦労なくほとんどの
人が学べることと、その対比として特に参加したくないものにも教える
学校教育の構造的困難を確認。教科内容が社会実践としてどのように用いられているのか、
教師が橋渡しになってはどうか。配付資料欲しい人は来てください。
授業評価アンケートもまだの方は答えてください。

25 名前:書けませんよ。。。:停止

真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ

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