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2005 学校教育総合研究
- 51 名前:平岡なぎさ:2005/06/18 13:46 ID:Dcvah0K+
 
-  6月16日の講義録です。 
 「教育番組の効果的な試聴方法について」 
 ・卒論の実験結果は教示の違いによるものではないのか。 
 ・“効果的”の基準を明らかにするべき。 
  ↑教育番組の制作意図との関連? 
 ・因子分析との絡みで、川久保さんからトートロジーであるというご指摘。 
 ・専門用語はわかりやすく噛み砕いて説明すべき。 
  
 今回の発表では卒論についての報告に留まりましたが、 
 たくさんの示唆をいただきました。 
 特に議論の重要性について深く再認識しました。 
 これからは、もっと対話を大切にしていかねばならないと感じました。 
 みなさん、ありがとうございました。 
 
133.34.73.109 , psy15.edhs.ynu.ac.jp , 
 
 
- 52 名前:のりふみ(有元)@管理者 ★:2005/06/19 07:14 ID:???
 
-  平岡さん講義録ごくろうさま。 
 >>51 そうそう。研究するっていうのは、つまるところ対話の繰り返し。 
 ゼミや研究会等でほかの人と対話することは重要。猛烈に重要です。 
 例えば俺のアイデアのほとんどは対話から得たもの。たとえばこういう掲示板も含む。 
 
- 53 名前:竹岡健治:2005/06/24 10:57 ID:mqFxn/x2
 
-  6月23日の講義録です。 
 『中田市政・伯井教育長下における横浜市「教育行政」』 
 概要は 
 ・傍聴等を通して、現在の横浜市教育行政の特徴を幾つか、説明。 
  その際、前高秀市政下との比較も若干行った。 
 ・「横浜市教育委員会」及び「横浜教育改革会議」での議論の様子についても 
  触れた。 
  
  今までの授業内容とは少し分野的に異質な面があったのか、発言しにくかったよう 
 のではと感じました。今後気づかれたことがあれば、お知らせ下さい。 
  
  現在の横浜市の教育行政が、今後子どもたちにどう影響していくのか、私も見つめて 
 いきたいと思っています。子どもが豊かな教育を受けられることを希望しながら。 
  
  大変短い講義録になってしまいました。以上です。 
  
  
  
  
 
210.151.129.93 , FLA1Aci093.kng.mesh.ad.jp , 
 
 
- 54 名前:のりふみ@管理者 ★:2005/06/24 17:17 ID:???
 
-  はい、ごくろうさまでした。行政と実践家の実践の間の関係 
 という点では普遍的な問題だと思いました。お互い 
 あいつらなんにも分かってない、と思ってるんじゃないですか。 
 いずこもそうでしょう。 
 
- 55 名前:野角咲絵:2005/07/04 06:55 ID:PVEOaiWI
 
-  【題】学校は子どもに何ができるのか〜健康学園の事例より〜 
  
 【内容】少人数制教育、自然体験、集団生活の意義が唱えられている昨今、 
 これら全てを満たしている健康学園という施設が存在する。 
 入園対象は、喘息・肥満・虚弱・偏食といった健康に課題のある小学校 
 3年生から6年生の児童。ただし、近年は不登校・いじめ・親のネグレクト 
 といった問題を抱える児童の入園が多く見られる。 
  
 こうした児童の多くは、健康学園在籍中に自信を取り戻し、見違えるように 
 成長する。だが、原籍校に戻ってきてから、不適応を起こすことが少なく 
 ない。ここには、少人数制の目の行き届いた環境が、逆に依存性を 
 生み出してしまうという皮肉がある。教育現場と現実との間が乖離して 
 しまってはいないか。 
  
 【意見・感想・質問】 
 ・刑務所から出所しても、社会でうまくいかずに、舞い戻ってしまうという 
  事例に似ている。 
 ・今の時代に、健康学園という施設が存在する意義はどこにあるのか。 
 ・健康学園の成り立ちは、隔離することが目的としてあり、現実との乖離は 
  ある意味、当然だとも考えられる。 
 ・学校と社会とを結ぶためのサポート産業の育成について考える必要がある。 
  
 【発表して感じたこと】 
 現役や元教師の方を前にして、学校教育を否定するような発表だったので、 
 もっと叩かれるかと思いきや、静まり返ってしまってどうしようかと思い 
 ました。でも、皆さんのご意見を聞くことが出来て、良かったです。 
  
 ところで、学校教育と現実とを結ぶものがビジネスにならないかと 
 いう話ですが、考えてみると、塾や予備校、専門学校は、似たような 
 働きをしているように思います。学校では勉強だけが全てではないと教え、 
 塾や予備校ではとにかく東大に入れば全てよしと 
 いう雰囲気があって、どちらとも誤りとはいいきれないし、かといって 
 正しいともいえません。結局のところ、両者が存在することで、 
 ある程度バランスが取れているのでしょうね。
218.41.255.72 , p29ff48.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp , 
 
 
- 56 名前:のりふみ@管理者 ★:2005/07/05 16:09 ID:???
 
-  >>55 講義録ご苦労様。こういう特別な例は参考になります。 
 学校教育の特徴をよく備えている場合があるので。 
 今回の健康学園も、学校のうちとそととの連結の話として 
 解釈可能だと思います。 
 
- 57 名前:雨宮由佳:2005/07/05 20:15 ID:nfjA8nW6
 
-   掲示が大変遅くなりすみませんでした。 
 6月30日講義録 年金問題 
  私は、20歳の頃から年金を払っていますが、親が「払いなさい」と言ったので 
 払っていましたが、その時私の認識は、とりあえず払っておけば老後にもらえる 
 ものでした。大学3年生の時、社会保障に関する授業を受け、最低でも継続25 
 年が必要で、間1ヶ月でも未払いがあってはいけないこと、40年で満額6.7 
 万円貰えること。第2号の会社員、第3号の第2号の妻以外全ての人である第1号 
 の自営業者やフリーターは3人に1人が年金を払っていないことなどを、初めて知 
 り、大変興味を持ちました。そして年金を払っていない友達にこれらの話や、公定 
 歩合が適応されるのは国民年金だけだよなどと説明すると、何もしらなかった友達 
 は大変驚いていました。 
  私は年金に無知だと思っていましたが、先日の授業で学校現場では年金について 
 教えないこと、それは受給世代になる方々が学校で教える内容を決めているから、 
 自分達が不利益にならないようにするためだということを知りました。 
  今消費税を5%上げても2兆円の削減にしかならない。市町村合併を進め全部の 
 市町村が10万人都市になれば、年間8〜12兆円の支出の削減になると言われ、 
 政策が取り組まれている中で、後世代に責任を転嫁するような、自分が不利益に 
 なりたくないといったことではいけないと思います。学校で年金制度について教え 
 第1号が年金を払う仕組みを構築すること。そして、受給世代も多少の痛みを我慢 
 する。これは年金制度改正に必要なことではないかと思いました。 
  先見の明のある政策を期待します。
219.165.75.175 , p5175-adsao03yokonib2-acca.kanagawa.ocn.ne.jp , 
 
 
- 58 名前:のりふみ@管理者 ★:2005/07/06 14:58 ID:???
 
-  >>57 こういう実用的なことの教育についての議論は興味深いし大事なことだと思いました。 
 
- 59 名前:のりふみ@管理者 ★:2005/07/08 11:07 ID:???
 
-  昨日7月7日をもって講義終了いたします。試験は行わず発表をもって単位を認定します。 
  
  いま全部読み返してみました。面白いので皆さんにもお勧めします。 
 投げかけられっぱなしの話題もあります。そういうのは練習問題として、 
 各自考えをすすめてみると面白いでしょう。最後に感想とコメントを↓。 
  
 
- 60 名前:のりふみ@管理者 ★:2005/07/08 11:08 ID:???
 
-   「育児とは育自である」というイイ話を伺いましたが、教えることは 
 教わることだとよく感じます。先生という仕事は本当にありがたい。 
 この講義でも、あっ、たいして講義はしてないですが(^_^;)、それを感じました。 
 みなさんも発表してみて、掲示板に書いてみて、言葉が伝わらない 
 もどかしさを感じたかも知れません。人とアイディアを深く共有することは 
 世界で一番難しい。先生という仕事(どの仕事でも似たり寄ったりでしょうが) 
 は常にそのことをつきつけられる。でもこのことはとても有り難いことです。 
  権力関係で押しつけたって、理解してもらえたとは思えない。満足できない。 
 言葉や場面や素材を洗練させるしかない。それは、つまるところ自分の考えを 
 磨かざるを得ないということ。人前での芸事と同じかな。アイディアを共有する 
 ことの難しさを、常に端的に突きつけられる修行の場だと感じます。 
  みなさんは大学院生として、まさに自分のアイディアを人と共有する作業を 
 していかなければならない。それが研究者の使命ですから。先生や芸人が 
 自分のアイディアを磨いていかざるを得ない実践の構造をぜひ思い起こして。 
 それはつねに誰かとの「対話の関係」にあるということです。 
  研究が誰かとの対話であることを決して忘れずに。ひとりぼっちの世界では 
 研究は出来ません。ひきこもらず、野(field)に出て、対話を。どんな科学も、 
 アームチェアでなされたことはないです。対話に励んでください。研究会、学会 
 などに出かけること。ライバルと友達、敵と味方がいるなかでアイディアは 
 みがかれます。 
  皆さんの研究が社会に役立つ実り多いものとなるようお祈りしてます。ってか 
 いつでも相談に来てください。対話しましょう。半期ありがとうございました。 
 
- 61 名前:書けませんよ。。。:停止
 
- 真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
 
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