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2010教育の心理学
- 1 名前:有元典文@かんりしゃ ★:2010/10/04 09:16 ID:???
 
-  後期・月曜2限「教育の心理学」講義録及び連絡事項・対話用 
 
- 36 名前:吉岡寛子:2010/12/13 09:54 ID:rcXXLtnw
 
-  ★12月6日の講義録 
 ★配布物6の残りと7 
 ★教科書56ページから 
  
 @かっこよく駄々をこねるのがロックだ!! 
 A人間の活動=フィールド 
 Bどんな道具を持つかとどんな主体性(デザインされている)をもつかには親密な関係がある 
 Cソーシャルメディア(例:ツイッター) 
 D子どもが「何ができるか」考えるには道具が重要→教師は子どもの主体性のデザイナーである 
 E(人間の)活動理論:反射→反応→行為→行動→活動→実践(だんだん複雑になる) 
 F人間の身体まで文化的(例:三度三度腹が減る) 
 Gレオンチェフ:知覚すること自体が同時に動機を構成している→やりたいと思うことしかできない 
 H人のこころの外界への投影と人のこころへの世界の投影 
  
 
202.229.176.174 , proxycg106.docomo.ne.jp , 
 
 
- 37 名前:吉岡寛子:2010/12/13 09:59 ID:rcXXLtnw
 
-  ★感想 
  
 遅くなって本当にすみません!!! 
 1日の食事の回数を調べてみたのですが 
 どうやらスペインは1日に食事3回、間食2回の計5回の食事をするようです。 
 日本は間食をただのおやつとして 
 食べたいときに適当に食べていますが、 
 スペインは間食も1日の活動の中にしっかり組み込まれている(デザインされている)ようで、 
 おもしろいと思いました。 
 きっとスペイン人の身体には5回食がインプットされていて、皆5回お腹が減るのでしょうね!
202.229.176.174 , proxycg106.docomo.ne.jp , 
 
 
- 38 名前:有元典文@かんりしゃ ★:2010/12/13 10:13 ID:???
 
-  >>36-37 吉岡寛子さん、講義録ありがとう。 
  
 > どうやらスペインは1日に食事3回、間食2回の計5回の食事をするようです。 
 日本は間食をただのおやつとして食べたいときに適当に食べていますが、スペインは間食も1日の活動の中にしっかり組み込まれている(デザインされている)ようで、おもしろいと思いました。きっとスペイン人の身体には5回食がインプットされていて、皆5回お腹が減るのでしょうね! 
  
 しらべてくれてありがとうございます。こういう文化的な人間が作った制度によって、人間は5回血糖値が下がるというのが興味深い。身体と文化の双方向の影響ということです。 
  
 
- 39 名前:有元典文@かんりしゃ ★:2010/12/13 10:20 ID:???
 
-  2010年12月13日(月)の教育ロック 
 ♪トランジスタラジオ, 忌野清志郎, 1980年10月 
 http://www.youtube.com/watch?v=9ipnCJptcLo 
  
 
- 40 名前:佐藤愛子:2010/12/16 16:04 ID:???
 
-  12月13日(月)1時間目 教育の心理学 
 第8回分まとめ 
  
 プリントNo.7(ワーク11)〜No.8 
 教科書P75「現実の理解を改訂する」 
  
 1.(ワーク11)大人になってから生じた動機(≠欲求)は何だろうか。 
 2.活動の対象物であるモノ自体が、私たちの活動の動機なのである。 
 3.「何かをすることの意味、価値」=(ほぼ)「素朴な世界の認識の仕方」。 
 4.現実は、冷蔵庫やビーチサンダルなどの具体的なモノによって、 
   その(現実の)見え方や可能性、運命がデザインされている。 
 5.人間の可能性とは、何かを不可能とさせていた運命を、 
   モノ・コトによって可能に改訂できるということだと言える。 
 6.小学生に篠笛(外界からの具体物)が与えられたとき、それを吹く意義や価値は 
   教師によってデザインされる。→どのようにデザインすればよいか(HW) 
  
 
111.188.68.161 , EM111-188-68-161.pool.e-mobile.ne.jp , 
 
 
- 41 名前:佐藤愛子:2010/12/16 16:48 ID:???
 
-   
 ●感想● 
 授業の最初でやった「ワーク11」の、子どもの頃にはなくて大人になってから持つように 
 なった動機、というのがなかなかピンと来なくて、欲求との違いもよく分からなかったので 
 すが、子どもの時には私は携帯電話もPCも持っていなかったのを考えると、気になること 
 を検索したり画像を送信したりしようという動機は、大人になってから生まれたのだと思う。 
  
 ふと思ったのが、現代の家庭から冷蔵庫をなくしたら、人は不便さや不可能さを強く感じる 
 だろうけど、冷蔵庫のない平安時代の人は冷蔵庫がなくても不可能さを認識しなかったのでは、 
 ということ・・・。 
 平安時代にある具体的な食卓の道具が、その時代の運命や人の感じ方をデザインしていた、 
 ということなのかも知れないと思いました。 
  
  
 ところで草食動物は、起きている時間のほとんど食事をしている(らしい)、だそうです。 
 
111.188.68.161 , EM111-188-68-161.pool.e-mobile.ne.jp , 
 
 
- 42 名前:有元典文@かんりしゃ ★:2010/12/19 11:19 ID:???
 
-  >>40-41 佐藤さん、講義録ごくろうさまです 
  
 > 冷蔵庫のない平安時代の人は冷蔵庫がなくても不可能さ 
 を認識しなかったのでは。平安時代にある具体的な食卓の 
 道具が、その時代の運命や人の感じ方をデザインしていた、 
 ということなのかも知れないと思いました。 
  
 まさに!そういうことです。誰かすごく想像力のある平安 
 人は、「冷蔵庫」的なものを夢想したかも知れませんが、 
 普通は利用可能な道具立ての範囲で行為しようとしますよ 
 ね。ということは、私たちの行為の意図は利用可能なもの 
 の範囲に限定されるということ。人間の自由意思という尊 
 いものが、具体的なモノの集まりで成り立っているなんて 
 面白くないですか。例えば小学生、中学生の授業中のクリ 
 エイティビティも同じです。近頃の子はクリエイティビテ 
 ィが無い、のではなくて、学習環境が非クリエイティブな 
 のだと思います。 
  
 > ところで草食動物は、起きている時間のほとんど食事を 
 している(らしい)、だそうです。 
  
 じゃあ「空腹感」はないのかも!草食系ダイエットなんて 
 いいかも。 
  
 
- 43 名前:有元典文@かんりしゃ ★:2010/12/19 12:38 ID:???
 
-  ♪2010年12月20日(月)の教育ロック♪ 
 P 
 aul Simon - Me & Julio Down by the Schoolyard 
 http://www.youtube.com/watch?v=wqtX4qZBdRs 
 Sesame Street: Paul Simon Sings Me & Julio 
 http://www.youtube.com/watch?v=G1dlWmrRstc 
  
  
 
- 44 名前:下村雄介:2010/12/23 01:23 ID:lCqfTz5E
 
-  12/20 教育の心理学 講義録 
 プリント08-WORK12 
 プリント09(教科書P.92〜) 
  
  
 @宿題―篠笛の授業を再デザインする 
 ・練習はせず、文化としての内容だけ伝える。 
 ・吹ける子もいるので、子供だけで教えあいさせる。 
 ・とりあえず吹かせてみて、吹けた子に 
  どうして吹けたか聞いてからもう一度とりくむ etc… 
  
 A「友達」とは何か? 
 →辞書的な定義ではなく、目で見える実践が伴っていなくてはならない。 
 (友達とそうでない人に対する行為は異なるはず) 
 →気持は行為や、特定の表現方法を媒介にしなければ表せない。 
 →典礼(プロトコル)という手続きによって、心の動きが現れる。 
  しかも単なる手続きにとどまらず、心の複雑さを成立させる構成要素である。 
  
 B社会秩序 
  たとえば、「授業」について 
 →なぜ「授業」は「授業」になるのか 
  先生がいるから,教室だから,みんな座って話を聞くから etc… 
  ⇒ルールや場面など、いくつかの具体的なものが集まって成立するもの 
  ⇒「授業」だから「授業」になるわけではない 
  
 ?秩序はひととものの相互行為で維持されている。 
  
 C授業場面を見て 
  客観的にみていても、授業デザインの側からみているだけであって、 
  子供側のデザインからはみていないのだろう。 
 
61.26.190.102 , 61-26-190-102.rev.home.ne.jp , 
 
 
- 45 名前:下村雄介:2010/12/23 01:24 ID:lCqfTz5E
 
-  感想 
 自分も「友人て何だろう」とたまに考えたりするのですが、 
 それはあくまで辞書的な定義の中でしか考えていなかったのだと思います。 
 中学のころは友人と言えていた人でも、今では一切連絡を取らなくなった人もい 
 て、やはり目に見える行動をとりあいにくくなったからなのでしょうか。 
  
 「友人って何」でググると90,300,000件、「友人 作り方」では3,210,000件ヒ 
 ット(因みに「篠笛」だと221,000件でした、みんな悩んでるみたいです)しました。 
 掲示板で「友人とは何か」について語り合う人たちがいましたが、 
 やはり結論はでていませんでしたね。でも行動やものでつながっているという考 
 えは見た限りではひとつもありませんでした。 
 「作り方」のほうで検索し適当なページを見てみると、やはり本やら何か売りつ 
 けようとするサイトが多かったです。しかも「会話術が云々」とか、あまり役に立ちそう 
 もないことばかり。 
 重要なのは、目に見える行動をする勇気だけなのではないかと思いました。 
 具体的な行動の仕方がそういった本には書かれているらしいのですが、そんなこ 
 とは周りの人を観察していれば分かるのでは…? 
 
61.26.190.102 , 61-26-190-102.rev.home.ne.jp , 
 
 
- 46 名前:有元@かんりしゃ ★:2011/01/17 08:16 ID:???
 
-  >>44-45 下村雄介さん、講義録ごくろうさま。 
  
 >掲示板で「友人とは何か」について語り合う人たちが 
 いましたが、やはり結論はでていませんでしたね。でも 
 行動やものでつながっているという考えは見た限りでは 
 ひとつもありませんでした。 
  
 友達とは何であるか(what)、という問に答えるのはたいへんです。 
 しかし友達とはいかに可能か(how)、という問には答えられるはず。 
 例えばドラマ、映画、小説、絵画の中に、目に見え聞こえる形式で 
 友情が提示され、私たちはみなそれを友情と認めているからです。 
 教室とは何か、とか教育とは何か、という問もこれは難しい。 
 しかし演出家として教室の場面を演出することは可能だし、素人でも 
 少なくとも「教室場面ではない」場面を見分けることは出来る。 
 みんなが自由に歩いたり話したりしていたら、それは休み時間場面に 
 見えるでしょう。いまは講義中ですか?ならば周りをそっと見回して 
 みてください。そこが講義中に見えるならば、参加者全員が講義を 
 成立させる為の行為をしているのです(比較のために、授業が 
 終わった瞬間から始まる「休み時間場面」にも注目してみてください)。 
 教育実習やそうしたいわゆる教育の場面を経験した人は分かると 
 思います。授業になるように努力したことがあるでしょう。要するに、 
 教育でも恋愛でも友情でも家族でも仕事でも、そうした社会秩序は、 
 参加者全員の目に見え耳に聞こえる行為の関与で成立すると言うこと。 
 その関与が途絶えると簡単に雲散霧消しちゃうということです。 
 だからといって逆が真かは、つまりプロトコルを履行すれば秩序が生まれる 
 かはわかりませんが。 
 
- 47 名前:有元@かんりしゃ ★:2011/01/17 09:30 ID:???
 
-  2011年01月17日(月)の教育ロック 
 ♪Wonderful World, Sam Cooke, 1958 
 http://www.youtube.com/watch?v=VF6JMotbHYM 
 Art Garfunkel (feat. James Taylor/Paul Simon) 
 http://www.youtube.com/watch?v=f-s9uXvwrws 
 
- 48 名前:冨永咲:2011/01/24 02:13 ID:h3J0kyNI
 
-  こんばんは。 
 講義録担当の0951142 冨永咲です。 
 投稿が遅れて本当に申し訳ないです。 
  
 教育の心理学 
 1月17日(月) 
  
 ○前回のまとめ 
 1、授業成立のための要素 How to:見え耳に聞こえる行為 
 2、具体的なものを積み重ねることで中身を示す:情動のやりとり→人間の特徴 
 3、破れ窓理論→電車のイタズラ書きを消すと秩序が保たれる 
 4、比較文化研究 cross-cultual studies→よそ者として学校を見る 
 
202.229.176.143 , proxycg075.docomo.ne.jp , 
 
 
- 49 名前:冨永咲:2011/01/24 02:30 ID:h3J0kyNI
 
-  ○感想 
 社会秩序についての考えが深まりました。 
 授業とは授業らしさの具体が集まって成立するもので、 
 だから先生はそのクラスの方向性をきちんと定めて、子どもたちを導かなければならないと思いました。
202.229.176.143 , proxycg075.docomo.ne.jp , 
 
 
- 50 名前:有元典文@かんりしゃ ★:2011/01/24 09:08 ID:???
 
-  >>48-49 富永さん、講義録ごくろうさまです。 
  
 > 社会秩序についての考えが深まりました。授業とは授業らしさの 
 具体が集まって成立するもので、だから先生はそのクラスの方向性 
 をきちんと定めて、子どもたちを導かなければならないと思いまし 
 た。 
  
 破れ窓理論については理論的批判があるようです(Wikiにまとま 
 っています)。ただし社会秩序が維持されているという成員の知覚 
 には影響するそうです。これは教室には重要なことだと思います。 
 何が可能な場面か、ということは、その場面に関する知識と言うよ 
 りも、その場面の他の成員の行いによってその場その場で知ること 
 だからです。このことであまり知識のない葬式の焼香やクラシック 
 の拍手などが可能です。以下資料。 
 □社会秩序 出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/社会秩序 http: 
 //en.wikipedia.org/wiki/Social_order 
 「社会秩序は、人間関係と人間行動の「通常の」あり方を、保持、 
 継続、実行するための、社会構造、社会制度、社会活動の関連の集 
 合として解釈できる。したがって、ある「社会秩序」は、相互作用 
 や習慣のパターンや制度の、比較的安定したシステムであり、その 
 社会秩序の存続に必須である、以下の条件を継続的に再生産可能で 
 ある。したがって、この概念は、長時間継続的に存在する、社会の 
 全側面と解釈される。その条件とは、財産、交換、権力関係だけで 
 なく、文化的形態、コミュニケーション関係や価値のイデオロギー 
 的システムを含む。 
 □エスノメソドロジー 出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/エスノメソドロジー 
 (…)「秩序問題」はある意味で奇妙な問いである。社会学者があれ 
 これ考える前に、社会秩序は社会生活を営む成員たちによって、す 
 でに成立しているからだ。既に成立しているものに対して「いかに 
 して」と問うとき、そこには「成立している」ことへの驚きの感覚 
 があるのだろう。こうした感覚は、例えば「行為の本当の意図は行 
 為者自身にしかわからない」という前提があるにもかかわらず「相 
 手の行為の意味がわかるのはなぜか」と問うことなどから生じてく 
 る。また、社会秩序が既に成立しているものであるならば、そうし 
 た問いを立てることとは別に、現に成立しているその秩序のありか 
 た、──すなわち社会の成員が日々の生活を営んでいる方法(論) 
 そのもの──を記述してみることが試みられてもよいはずだ。→エ 
 スノメソドロジー 
 
- 51 名前:有元典文@かんりしゃ ★:2011/01/24 09:55 ID:???
 
-  2011年01月24日(月)の教育(?)ロック 
 ♪Maxwell's Silver Hammer, The Beatles(Lennon/McCartney), 1969年9月26日 
 リハーサル風景 http://www.youtube.com/watch?v=otSs3hVH8HU 
 アニメ版 http://www.youtube.com/watch?v=rIMGgBLOwfg 
  
 
- 52 名前:近藤飛鳥:2011/01/28 18:53 ID:4kfOV336
 
-  講義録担当の近藤飛鳥です。 
  
 2011年01月24日(月)の講義 
  
 @文化的衝動 
 例:バレンタインのチョコレート。化粧。サプリメント。 
 …衝動を喚起すれば商売として成功。 
 ヒトがモノを作り、モノが衝動を作ったともいえる。 
 例:階段やエレベーターを使って高いところへ行く。行きたい。 
  
 文化とは思考というよりも衝動なのでは。⇔デカルト 
  
 A文化を定義する 
 価値(「よい」とされるものごと)の発見⇒共有⇒生産⇒普及 「文化的実践」(佐伯 1983) 
 ※「よさ」とは相対的なもので、論理的価値観を含んでいない。 
 『2001年宇宙の旅』でサルが道具を使ってヒトとなるシーンは、「文化」の誕生の場面とも言える。 
  
 B学習理論 
 50年代〜70年代:条件付け、S-R、認知理論…個人に焦点 
 1991年:正統的周辺参加「参加こそが学習だ」…社会に焦点 
  
 学校:ボトムアップ/簡単なものから難しいものまで並べて、難易度順に教える。 
 師弟関係:トップダウン/師匠(なりたい自分)がいるコミュニティーに属し、参加することで学ぶ。 
 「学校は超不利」…参加したいという衝動が皆にあるわけではない。興味・関心はバラバラ。
133.34.73.42 , eng22.edhs.ynu.ac.jp , 
 
 
- 53 名前:近藤飛鳥:2011/01/28 19:24 ID:4kfOV336
 
-  ○感想 
 「学校は超不利」という言葉が印象的であった。本来子どもたち一人ひとりに先生 
 がついて、その子にとって必要な教育をしてあげるのが理想的である。しかしながら、 
 実際には経済的に無理である。それだけの教師を雇うお金はない。教師も子どもも 
 学校も全部、市場経済の「商品」として扱われているから、学校教育には限界がある 
 のだろう。 
 だからといって、学校教育の理想を追い求めることを諦めてはいけない。一人でも多 
 くの子どもが自分の興味・関心を見つけ、「衝動」にかられるような授業を展開して 
 いけばよい。そういう姿勢が大切だと思う。
133.34.73.42 , eng22.edhs.ynu.ac.jp , 
 
 
- 54 名前:有元典文@かんりしゃ ★:2011/02/06 22:38 ID:???
 
-  >>52-53 近藤飛鳥さん、講義録ごくろうさま。 
  
 > 「学校は超不利」という言葉が印象的であった。(…) 
 学校教育には限界があるのだろう。だからといって、学校教育の理想を 
 追い求めることを諦めてはいけない。一人でも多くの子どもが自分の興味・ 
 関心を見つけ、「衝動」にかられるような授業を展開していけばよい。 
 そういう姿勢が大切だと思う。 
  
 正統的周辺参加の理論から分かることは、動機が高い学習者は 
 その当のコミュニティにずっぽりと参加し、誰かになろうとしていると 
 いうこと。逆に言えば、特に誰になろうという当てもなく、何の 
 コミュニティにも参加していない学習者が学校で学ぶのは、非常に 
 難しい。学校の向こう側の、本物の文化を示し、その良さを継承 
 したくなり、そうした知識・技能を持った人になりたくなるような機会に、 
 授業がなれば素晴らしいと思います。先生はそういう紹介者でも 
 あるべきだと思います。 
 
- 55 名前:山本龍馬:2011/02/10 21:52 ID:bf15ACuQ
 
-  講義録担当の 0951209山本龍馬です 
  
 2月7日の講義まとめ 
  
 1.人工物によって人々の衝動は変調される 
  (例)携帯電話の普及により、日常の面白い瞬間を写メで撮って 
     友達と共有したいと思うようになった。 
 2.サブカルチャーを理解することは社会文化的なものを理解することにつながる。 
  →対象と動機の関連が見えやすい。 
 3.社会文化の中では知覚の分化が行われる。 
  (例)ワインの味の評価語 
 4.人間の主体性は社会に由来する。 
 5.子供の主体性は授業デザインに由来する。
114.48.144.13 , EM114-48-144-13.pool.e-mobile.ne.jp , 
 
 
- 56 名前:山本龍馬:2011/02/10 21:55 ID:bf15ACuQ
 
-  ・感想 
  人々の衝動は全て、人工物によって生まれたものだという話が 
  とても印象に残りました。 
  人工物の影響を受けていない(=社会的でない)衝動の例を考えてみましたが 
  良い例が思い浮かびませんでした。
114.48.144.13 , EM114-48-144-13.pool.e-mobile.ne.jp , 
 
 
- 57 名前:書けませんよ。。。:停止
 
- 真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
 
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